過去ログ - 【R-18】絵里「サイアミーズ・ワルツ」
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4: ◆rB0CA7jVXk[sage saga]
2015/11/26(木) 01:25:22.77 ID:HOdWGeeOo

 触れ続けている部分でひびく心音と、
 重ね続けたせいで溜まった熱がにじませる汗。

 べとつく表面が、そういうことしてる時のようで、
 言葉が急にしらじらしくって手を剥がしてしまう。

 布団の中、しめっぽく溜まった空気のなか。
 眠りの海に浮かぶあの子は、
 吐息すら届いてしまうほどの距離なのに遠くって、
 こちらまで引き戻してしまいたくなる。

 けれどもそれはきっと、ひどく不純な行為なのだ。


 左腕をなるべく動かさないように気を付けながら
 身を寄せて、華奢な身体に重みがかからぬように支えながら、
 まとわりつくようにして、
 少し乾いた唇をかさねた。




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