21:名無しNIPPER[saga]
2015/11/26(木) 17:12:45.56 ID:+iT0SMHJo
「菜々、大丈夫? ツラかったら無理して出なくてもいいからね」
私は「平気」と返事をして、制服の袖に腕を通した。
私と彼女は何年も前からこの店で一緒に働いている。
歳は少し(ほんの少しばかり)離れているけれど、気の合う友達だ。
思えば、私がウサミン星人であることを真面目に聞いてくれたのは、プロデューサーさんの他に、彼女だけだった。
「今日、店長は来てる?」
「来てると思う。休みの日はお客として来てるし」
彼女が冗談めかして言うのを聞いて、私はようやく笑うことができた。
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