過去ログ - 唯「わたしがオバさんになっても」
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104:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 23:30:50.19 ID:jnRZeB6L0
傾き始めた午後の太陽が眩しかった。
落葉を終えて裸になった街路樹が高く、雲ひとつない青空に向かって伸びていた。
「ごめん。わたし嫉妬してた。
二人のことが羨ましかったんだ。いい歳して、恥ずかしいよな。
でもこれだけは信じてほしい。
唯にも律にもしあわせになってほしい、って
そう思ってるのは本当だって」
「わかってるよ。そんなこと」
「ごめん」
「はい。ハンカチ」
「…え」
「澪ちゃん。泣いてる」
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