過去ログ - 唯「わたしがオバさんになっても」
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27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/26(木) 21:56:23.52 ID:jnRZeB6L0
★★
幼馴染に会えなくてさぞ残念がっているだろうと、同じ名前の日本酒を手土産に帰って来たわたしを、エプロン(憂の使ってたやつ)姿のりっちゃんが出迎えてくれた。
「なんだよその気遣い」
「いらないの?」
「飲みます。ありがとうございます」
「素直でよろしい」
両手を合わせてお辞儀をするりっちゃんに、
胸(高校生のときよりおっぱいは随分大きくなった)を張りながらお酒を差し出す。
さも厳かに、といった調子でりっちゃんが受け取り、口角をあげてニッと笑う。
ニッ。
わたしも笑う。
りっちゃんの表情は高校時代から更新されてない。単にずっと一緒にいるから変わってない気がするだけなのか、それともりっちゃん自身が成長してないからか。両方かな、たぶん。
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