過去ログ - 北条加蓮「藍子と」高森藍子「記念パーティー前の時間を」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:00:38.13 ID:JHVL3rGo0
――おしゃれなカフェ――

北条加蓮「よんしゅーねーん」

高森藍子「ですねっ。早かったような、短かったような……」

加蓮「つまりあっという間だったってこと?」

藍子「はいっ」


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2:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:01:05.17 ID:JHVL3rGo0
――まえがき――

アイドルマスターシンデレラガールズ4周年、おめでとうございます。

レンアイカフェテラスシリーズ第17話です。
以下略



3:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:01:40.87 ID:JHVL3rGo0
藍子「これが終わったら次のこと、あれが終わったら次のこと……そんな風に、毎日が続いていって」

藍子「いつの間にか、暑くなって、寒くなって」

藍子「気がついたら、もう11月が終わって、パーティーの日が来ちゃった……そんな感じです」
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:02:10.32 ID:JHVL3rGo0
藍子「加蓮ちゃんに分かんないのなら、私にも分かんないですよ〜。加蓮ちゃん、ときどき難しいことを言っちゃうから……」

加蓮「そこを頑張って理解するのが藍子だ!」

藍子「私、そういう役なんですか?」
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:02:40.30 ID:JHVL3rGo0
加蓮「さてと。1時かー。お昼は簡単に済ませたし、お腹は空かせとかなきゃ。今日からパーティーだもんね、食べられるだけいっぱい――」

藍子「あ!」

加蓮「お、何か思いついた?」
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:03:10.42 ID:JHVL3rGo0
藍子「あ、はい、ありがとうございます。あれ、いつの間に注文……?」

加蓮「さっき藍子が考えこんでる時ー」

藍子「そうだったんですか……私、すっかり夢中になってて気づきませんでしたっ。じゃあ、いただきますね」サクッ
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:03:40.33 ID:JHVL3rGo0
藍子「もうっ。……趣味ってほどではありませんけれど、でも、お散歩している時でもたまに思うんです」

藍子「もし加蓮ちゃんがこの景色を見たら、このお店を見たら、どう考えるかな? どんな風に笑うのかな?」

藍子「なんて、頭の中で思い浮かべて。でも、想像の中でもやっぱり加蓮ちゃんはひねくれちゃってるんです。ああ、きっとこんな風に言うんだろうなって、自分で笑っちゃって」
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:04:10.52 ID:JHVL3rGo0
藍子「あっ。その時の写真、持ってきておけばよかった」

加蓮「ドジー」

藍子「うぅ。パーティーから戻ってきたら、たぶん忘れちゃってます……だから加蓮ちゃん、その時には言ってくださいね?」
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:04:40.38 ID:JHVL3rGo0
加蓮「勝ち負けの問題じゃなくない? っていうかアンタ、争いとか嫌いなんじゃなかったの?」

藍子「ふふ、冗談です。だってこれじゃ私の片想いみたいになってるじゃないですか〜。ちょっぴり悔しくてっ」

加蓮「はいはい、ここらではっきりさせときたいんだけど、私そういうケはないからね」
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:05:10.61 ID:JHVL3rGo0
藍子「私がどうこうってお話ではなくて、学校の友だちのことを思い出したんです」

加蓮「……そ、それはそれで大丈夫かって聞きたいんだけど。あの、狙われたりしては……?」

藍子「あ、そうではなくて。友だちから聞いた、友だちのお話です」
以下略



11:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:05:40.42 ID:JHVL3rGo0
藍子「そうですそうです。勇気を出して飛び込んだら、新しい扉が開けた! って力説してました」

加蓮「それって『藍子の友達が』だよね。人の話なのに力説しちゃうんだ……」

藍子「あ、それは私もよくやりますよ。と言っても未央ちゃんや茜ちゃんにですけれど……学校では、あんまりアイドルのお話とかはしていないので」
以下略



12:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:06:11.15 ID:JHVL3rGo0
加蓮「だねー。高校生に何度もLIVEに来いっていうのはいろいろとキツイだろうし、まあそんなもんかな? ってこの辺は割り切ってる」

加蓮「テレビで見たよー、とかはよく言ってくれるし、私は十分かな」

藍子「あ、それは私もよく言われます。……でも、テレビでもいつも通りだねって、なんだか暖かい笑顔で」
以下略



13:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:06:40.97 ID:JHVL3rGo0
藍子「確かに未央ちゃんや茜ちゃんとはよくLIVEをやりますし、よくラジオに来てくれますけれど、テレビとかだとそうでもなくて……ほら、どうしても未央ちゃんがニュージェネレーションの方に行っちゃうから」

加蓮「そんなもんか。あー、そんなもんかも。言われてみれば凛もそうだなー。テレビで出る時は奈緒も……いや、奈緒もいないことが多いか?」

加蓮「あ、でも私はよく凛や奈緒について聞かれたりするかも。友達の1人にすごい好きって子がいてさ……あ、別にさっき藍子が話した意味じゃなくてね? 男子女子とかじゃなくて、あくまでファンとして」
以下略



14:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:07:10.28 ID:JHVL3rGo0
藍子「私がお話をするたびに……ううん、毎回ではないですけれど、よく燃えちゃってます……」

加蓮「なんというエネルギーの無駄遣いを」

加蓮「ってか向こうだって藍子を盗ってるじゃん。あのね、私はアンタらより藍子との付き合いが長いの。横からひょこっと出てきて盗ってたのアンタらなの。その辺分かってないみたいだね」
以下略



15:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:07:40.51 ID:JHVL3rGo0
藍子「加蓮ちゃんが事前にネタばらしをするってことは、たいてい何か隠してるって時ですから」

藍子「これでぜんぶって安心させて、いざパーティーってなったら、またびっくりさせてくるんですよね?」

加蓮「アンタの中の私の評価はいったいどーなって……。今回はホントだよ。これ以上のことなんて考えてないって」
以下略



16:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:08:10.39 ID:JHVL3rGo0
藍子「ふうっ。ごちそうさまです」パン

藍子「でも……そういうのが加蓮ちゃんですよね。じゃあ今日の私は、お客さんとして楽しむことにしますっ」

加蓮「えー? 乱入してきてもいいんだよ?」
以下略



17:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:08:40.35 ID:JHVL3rGo0



<ボーン、ボーン、ボーン...

以下略



18:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:09:10.53 ID:JHVL3rGo0
加蓮「あのさ、その、いつ出せば面白くなるかな? って顔するのやめよ? 私の弱味を握ったって顔やめよ?」

藍子「ごめんなさいっ。だって、あの時の加蓮ちゃんを思い出したら……その……ち、ちょっとだけ、またやってみたいかもって思っちゃって」

加蓮「ホントに弱味を握られた気分だよ、もー」
以下略



19:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:09:40.40 ID:JHVL3rGo0
加蓮「分かる分かる。旅行に行く前なのにぜんぜん準備してなくてさ、こんなことしてていいのかなーって感じ」

加蓮「もちろん、準備はぜんぶ完了してて、寝泊まり分の荷物も向こうに送ってるんだけどね」

藍子「はい。……ちょっぴり、そわそわしちゃってるかもっ」
以下略



20:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:10:10.45 ID:JHVL3rGo0
加蓮「…………」ゴクゴク

藍子「……そういえば」

加蓮「ん?」
以下略



21:名無しNIPPER[saga]
2015/11/28(土) 12:10:40.32 ID:JHVL3rGo0
藍子「そして……ふふっ♪」

加蓮「……あの……あ、藍子ちゃーん? 私すっごく嫌な予感がするんだけどなー……?」

藍子「凛ちゃんや奈緒ちゃんの知らない加蓮ちゃんのこと……ううん、あるのか分かりませんけれど、いっぱいお話しちゃうんですっ」
以下略



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