過去ログ - 六花「私が本気を出せば俗世間に溶け込むことも可能」
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25:名無しNIPPER
2015/11/30(月) 18:17:36.11 ID:qX/2Xrp10
勇太「…六花」


勇太「よく聞いてくれ…確かに俺はもうダークフレイムマスターじゃないし、そういうのが苦手じゃない訳でもない…寧ろトラウマだよ」


勇太「でもな…俺、六花と知り合っていろいろ話すようになってわかったんだ」


勇太「お前の邪王真眼は…俗世間で言う中二病ってやつは…憧れや、夢を信じる気持ちが六花の中だけで具現化されたものなんだ…多分」



六花(………)


六花(私の憧れは、勇太…)


六花(そう、いつだってそうだった。お父さんの死が直接のきっかけだったんじゃない…)


六花(悲しみに暮れる中で、勇太のひた向きで一途で、何にも恐れないような…自分を信じる、そんな姿に救われた)


六花(何よりもカッコよく見えた。少なくともその時の私の目にはそう映った)


六花(ただ強い心を持ちたいと思った…勇太のようにすればそうなれると思った)


六花(現実逃避なんかじゃ、なかった)



勇太「…信じることは、尊いんだぞ」


六花「勇太…」


勇太「なんてな、かっこつけちまった」


六花「…かっこいいよ、勇太。かっこいい」


勇太「それにな、俺はいつも通りの六花を否定した訳じゃない。自由で、いきいきした六花が見たいよ」


勇太「俺のために自分を抑え込むんじゃなくて、俺のためにありのままの六花でいてくれ」


勇太「どんな六花でも…その、好き…だから…」


六花「勇太………勇太ぁ…!」ポロ…


勇太「な、泣くなよ…泣くなって」


六花「…うん……勇太、ありがとう」


勇太「いいんだよ。俺も…ありがとうな」


六花「…大好き」ちゅ



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