過去ログ - 綾瀬穂乃香「もし柚ちゃんのプロデューサーが加蓮ちゃんだったなら」
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133:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:21:43.51 ID:oyrpMvNz0
――事務所――

加蓮「――ってこと。MCパートについては分かった?」

柚「うんっと……何か喋ればいいんだよね?」
以下略



134:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:22:13.82 ID:oyrpMvNz0
柚「じゃあ、レッスンのこととか? あっ、学校のこととか!」

加蓮「そうそうそんな感じ」

柚「お菓子が美味しかった話っ」
以下略



135:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:22:43.92 ID:oyrpMvNz0
柚「――――」

加蓮「――――」

柚「――!」
以下略



136:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:23:13.54 ID:oyrpMvNz0
――夜――

柚『って感じでどお?』

加蓮「あのねぇ、もう事務所で結論出したでしょ! っていうか早く寝なさいよ!」
以下略



137:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:23:44.01 ID:oyrpMvNz0
……。

…………。

……。
以下略



138:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:24:13.41 ID:oyrpMvNz0
――LIVE当日――

舞台袖から見たらどうだ? というPさんの提案を一蹴して、私たちは客席側から柚を見ていた。
歌声と声援が吸い込まれるような青空の下、柚が踊る。跳びはねる。叫ぶように歌う。情熱的なアップテンポの歌を我が物として。
客を、いい意味で疲れさせるステージだった。
以下略



139:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:24:43.77 ID:oyrpMvNz0
『遥か永久の時が♪ 繋がっていく♪』

2番になるともう定番の1曲と言わんばかりの盛り上がりを見せていた。それを察知した柚が歌いながらもくるくる回り出す。柚風に言うならばぎゅいぎゅいと回り出す。
サビに入った途端に思いっきりジャンプしたら、客席も同じ動きを見せてくれた。
笑顔の上に喜色が塗りたくられる。声がさらに、弾んでいく。
以下略



140:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:25:13.44 ID:oyrpMvNz0
『君が笑ってくれれば♪ 僕もまた前を向ける♪』

「……柚、ちゃんとアイドルになれたんだね」
「おいおい、何をいまさら」
「これ、私が取ってきた仕事なんだよね」
以下略



141:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:25:43.75 ID:oyrpMvNz0
「みんなーっ! はじめましてーっ!!」

――MCパート。
ここだけが不安だった。結局、日付が変わる頃までグダグダとやっていた場所。
手の内に汗が浮かぶ。ぎゅっと握っても心臓の高鳴りは抑えられない。
以下略



142:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 15:26:13.48 ID:oyrpMvNz0
「2曲続けてやってみましたっ。どうかな、えと、楽しめたかなっ。
アタシ――えとっ、難しいことはよく分かんないけど、1つだけ、こう、言ってみたいことがあってっ。
その……アタシ、まだまだだけど。ダンスも歌も、ちょっぴりへたっぴだけど。
でも、楽しんでほしいな! ここにいる人、みんなっ! 楽しいって言ってほしい!
……ううんっ。
以下略



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