過去ログ - 綾瀬穂乃香「もし柚ちゃんのプロデューサーが加蓮ちゃんだったなら」
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141
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名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:25:43.75 ID:oyrpMvNz0
「みんなーっ! はじめましてーっ!!」
――MCパート。
ここだけが不安だった。結局、日付が変わる頃までグダグダとやっていた場所。
手の内に汗が浮かぶ。ぎゅっと握っても心臓の高鳴りは抑えられない。
以下略
142
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:26:13.48 ID:oyrpMvNz0
「2曲続けてやってみましたっ。どうかな、えと、楽しめたかなっ。
アタシ――えとっ、難しいことはよく分かんないけど、1つだけ、こう、言ってみたいことがあってっ。
その……アタシ、まだまだだけど。ダンスも歌も、ちょっぴりへたっぴだけど。
でも、楽しんでほしいな! ここにいる人、みんなっ! 楽しいって言ってほしい!
……ううんっ。
以下略
143
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:26:43.48 ID:oyrpMvNz0
イントロが流れ出す。勢いよりも明るさ重視の、みんなで歌うと盛り上がりそうな歌。柚が、これまで何度も歌ってきた歌。
キターッ! と叫んでいるファンがいる。柚が大きく手を振っている。
でも、柚の口から聞こえ出した歌声は――これまで聞いたものと、ぜんぜん違っていた。
芯が強くて、まっすぐ前を向いていて。もう柚から目を離せないような力強さと、自然に笑顔になれる楽しさ。
以下略
144
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:27:13.79 ID:oyrpMvNz0
――LIVE終了後・楽屋――
柚「はぁ、はぁ……あっ、加蓮サンにPサンも! ねえねえ見ててくれた!? アタシのLIVE、見ててくれた!?」
加蓮「お疲れ様、柚……見てたよ。もうずっと。いっぱいにね」
以下略
145
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:27:43.55 ID:oyrpMvNz0
――少し時間が経過して――
P「じゃ、俺は車を回してくる。柚ちゃん、加蓮。帰り支度が終わったらまた電話してくれ」
加蓮「はーいっ」
以下略
146
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:28:13.37 ID:oyrpMvNz0
柚「あっ、それと次のミーティングもやっちゃおうっ」
加蓮「打ち上げなのに?」
柚「挨拶してた時、いろんな人が次も次もって言ってくれたから! 休んでる暇なんてないっ」
以下略
147
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:28:43.46 ID:oyrpMvNz0
柚「そっかー。しょうがないなー。加蓮サンがお願いするなら、やってあげてもいいよっ」
加蓮「生意気なーっ!」グシャグシャ
柚「わーっ」
以下略
148
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:29:13.38 ID:oyrpMvNz0
柚「……ねえ、加蓮サン」
以下略
149
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:29:44.17 ID:oyrpMvNz0
柚「だから、ありがとう」
柚「あの冬の日に出会えて――運命みたいだ、って思って」
柚「それから、こうして桜の季節も一緒に過ごせて……嬉しいなっ……」
以下略
150
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:30:13.41 ID:oyrpMvNz0
柚「も、もー、もー。加蓮サンってば、てれ、照れちゃうっ」
加蓮「柚の方こそ、も、もう。もらい泣きしそうになったじゃない……っ」グスッ
柚「あ! 加蓮サンちょっと泣いてる? 泣いてる!」
以下略
151
:
名無しNIPPER
[saga]
2015/11/29(日) 15:30:43.49 ID:oyrpMvNz0
<次はアタシ、セクシーな衣装が着てみたいっ
<えー? 柚がぁ? ……ぷっ
<あー鼻で笑ったなぁ! 加蓮サンだってどきどきさせてやるっ
<ふふっ、それは楽しみだね
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