過去ログ - 綾瀬穂乃香「もし柚ちゃんのプロデューサーが加蓮ちゃんだったなら」
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497:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:26:13.44 ID:oyrpMvNz0
P「ははっ、きっとそうだ。ちょっと最近そういうドラマを見たとか夢に見たとか……」

P「いっ、今だから言うけどな! 俺、加蓮が死ん――いなくなる夢とか、けっこうよく見るんだ!」

P「言ったらお前に怒られると思って言わないようにしてたんだけどさ! それのせいかな、現実と夢がごっちゃになっちゃったか! はは!」
以下略



498:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:26:43.49 ID:oyrpMvNz0
加蓮「もう、なんにも残っていない道。ずっと目を背けていた頃の私が通った道」

加蓮「あのね、Pさん」

加蓮「ありがとね。こんな私のワガママに……復帰見込みもないのにここにいさせてくれって言ったり、プロデューサーをやりたいって言ったり。そんなことにずっと付き合ってくれて」
以下略



499:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:27:13.58 ID:oyrpMvNz0
加蓮「…………」

P「…………」

加蓮「――なーんてねっ!」
以下略



500:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:27:43.46 ID:oyrpMvNz0
P「加蓮…………」

加蓮「だから、今のは忘れて――」

加蓮「…………」
以下略



501:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:28:13.55 ID:oyrpMvNz0
P「……分かった」

加蓮「ありがとっ」

P「俺こそありがとう、加蓮。本音を言ってくれて」
以下略



502:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:28:45.15 ID:oyrpMvNz0
P「……なぁ加蓮。このこと、柚には……」

加蓮「…………迷ったんだけど……最初に話した時に、その、泣きそうな顔されちゃって……それから、まだ何にも話せてないの」

P「そっか……」
以下略



503:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:29:13.97 ID:oyrpMvNz0


――そして、夏が来た。


以下略



504:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:29:43.66 ID:oyrpMvNz0
――7月 事務所――

加蓮「柚、時間だよ」

柚「え、もうそんな時間!? じゃー穂乃香チャン、この勝負は引き分けってことで!」
以下略



505:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:30:13.86 ID:oyrpMvNz0
加蓮「ホントそれお気に入りだね。じゃあ……穂乃香さん、柚をお願い」

穂乃香「はい。行こ、柚ちゃん」

柚「うん。えいっ」ガシ
以下略



506:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:30:44.07 ID:oyrpMvNz0
P「ただ、ちょっと気になっただけだ。ほら、加蓮のこと……柚ちゃんには話したのか、って」

加蓮「ああ……やっぱ駄目だよね、ちゃんと話さないと。……あの顔はホントに見たくなくて……でも、そういうことじゃないよね」

P「時には傷つかないといけない時だってあるだろ。そして、それを乗り越えてこそ本当の信頼関係が築けるってもんだ」
以下略



507:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:31:13.53 ID:oyrpMvNz0
加蓮「にしても……ねえPさん……この部屋、なんか暑くない?」

P「え? いや、何言ってんだ加蓮。クーラー26度設定だぞ? むしろ少し肌寒いくらいで――」

加蓮「だって、こんなに――」グラツ
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