過去ログ - 綾瀬穂乃香「もし柚ちゃんのプロデューサーが加蓮ちゃんだったなら」
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503:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:29:13.97 ID:oyrpMvNz0


――そして、夏が来た。


以下略



504:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:29:43.66 ID:oyrpMvNz0
――7月 事務所――

加蓮「柚、時間だよ」

柚「え、もうそんな時間!? じゃー穂乃香チャン、この勝負は引き分けってことで!」
以下略



505:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:30:13.86 ID:oyrpMvNz0
加蓮「ホントそれお気に入りだね。じゃあ……穂乃香さん、柚をお願い」

穂乃香「はい。行こ、柚ちゃん」

柚「うん。えいっ」ガシ
以下略



506:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:30:44.07 ID:oyrpMvNz0
P「ただ、ちょっと気になっただけだ。ほら、加蓮のこと……柚ちゃんには話したのか、って」

加蓮「ああ……やっぱ駄目だよね、ちゃんと話さないと。……あの顔はホントに見たくなくて……でも、そういうことじゃないよね」

P「時には傷つかないといけない時だってあるだろ。そして、それを乗り越えてこそ本当の信頼関係が築けるってもんだ」
以下略



507:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:31:13.53 ID:oyrpMvNz0
加蓮「にしても……ねえPさん……この部屋、なんか暑くない?」

P「え? いや、何言ってんだ加蓮。クーラー26度設定だぞ? むしろ少し肌寒いくらいで――」

加蓮「だって、こんなに――」グラツ
以下略



508:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:31:43.54 ID:oyrpMvNz0
視界が傾いた。

その瞬間に、なぜか分からないけれど、すごく冷静に、判ってしまった。

ああ、そっか。
以下略



509:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:32:13.46 ID:oyrpMvNz0
ごめんなさい、Pさん。

ずっと、迷惑をかけてばかりでした。

アイドルができなくなった時も。
以下略



510:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:32:43.47 ID:oyrpMvNz0
「忘れ物〜っ♪ アタシうっかりしちゃってた! 今日の、」

扉が開く。

柚と、穂乃香さん。
以下略



511:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:33:13.48 ID:oyrpMvNz0
ねえ、柚。

もう、大丈夫だよね。

私がついていかなくても、頑張ってるもんね。アイドル頑張ってるって、いつも話してくれたもんね。
以下略



512:名無しNIPPER[saga]
2015/11/29(日) 18:33:43.49 ID:oyrpMvNz0
……。

…………もっと。

もっと、真っ直ぐ向い合っていればよかった。
以下略



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