過去ログ - 魔法少女「世界の平和を守るんだから☆」
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:31:41.65 ID:dtEw/DUI0
魔法少女S「悪の手先との戦いも日々高速化しておるのじゃ、一人では手が中々回らなくてのう」
魔法少女R「……」コクン
魔法少女S「だからこうして、私達みたいに二人で、あるいはもっと多い人数で活動している者達も多いのじゃ!」
以下略
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:32:52.12 ID:dtEw/DUI0
女「それで、私の後輩に当たる訳だけど、どうして私のファンなんかに?」
魔法少女S「マジカルミサキと言えば、我ら魔法少女たちの憧れであり目標でもあるのじゃ」
女「私が……」
以下略
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:33:48.77 ID:dtEw/DUI0
女「……私なんて」
魔法少女S「む?」
女「私なんて、全然そんなんじゃないよ」
以下略
34
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:34:25.48 ID:dtEw/DUI0
女「時が経つにつれて、自分の中の魔法少女が嫌で嫌で仕方なくなっていったんだ」
女「自分の人生の汚点だなんだって……今でも笑い話にするのも辛いくらい」
女「それで、新しい魔法少女達が出てくるとね、自然とマジカルミサキの事もみんな忘れていったの」
以下略
35
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:35:22.88 ID:dtEw/DUI0
魔法少女S「……」
魔法少女R「……」
女「二人とも、こんな大人にはなっちゃダメだよ?人生棒に振りかけたこんなおばさんになっちゃったからさ」
以下略
36
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:36:58.96 ID:dtEw/DUI0
ビーッ!ビーッ!ビーッ!
女「ファッ!?な、なに!?」
魔法少女S「むむ!スクランブルコールなのじゃ!どこかで悪の手先が現れたようじゃ!」
以下略
37
:
◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:38:17.15 ID:dtEw/DUI0
女「……」
女「変な娘達だったけど、元気だったなぁ」
女「私も、昔はあんな感じで魔法少女の仕事に燃えてたんだよなー」
以下略
38
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:42:02.60 ID:dtEw/DUI0
上司「おや?上原さん?」
女「ブッ!?ぶ、部長!?」
上司「奇遇だね、こんな場所で会うなんて」
以下略
39
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◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:43:13.20 ID:dtEw/DUI0
上司「それより、また異世界からの侵略者がこの世界を攻めてきたんだって?最近多いよね」
女「そうですね。でも、魔法少女達がいるから何とかしてくれるでしょう」
上司「そうだね、彼女達は日々、僕らの平和を守る為に戦ってくれている」
以下略
40
:
◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:45:03.25 ID:dtEw/DUI0
女「誰からも報酬を貰えるわけでもなく、ただ愛と平和の為に戦って、そして誰も知らぬうちに姿を消す」
女「昔からの、私達の身近な存在といっても、正直得体の知れたものじゃありません」
女「彼女達も、いつしか歳をとって、大人になって表舞台から姿を消していきます」
以下略
41
:
◆cZ/h8axXSU
[saga]
2015/11/29(日) 18:45:53.82 ID:dtEw/DUI0
上司「うーん、確かに僕達からは彼女達の事はよくわからないが……」
上司「でも、彼女達はそれでもこの世界の笑顔を守っているんだ」
女「え?」
以下略
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