過去ログ - 提督「これをMK(三隈救出)作戦とする!!」
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57: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:47:36.83 ID:R2yHV1JG0
 初霜「…… 提督」

 提督「………」

 初霜「…… いえ、何でもないです」
以下略



58: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:48:23.85 ID:R2yHV1JG0
 しばらくして――

 ―― 執務室

 提督(さて、どうしたものかな。私の目的もバレちゃったし、こりゃ沈められるかなぁ)
以下略



59: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:48:57.91 ID:R2yHV1JG0
 瑞鶴「……… うん、許すわ」

 提督「ああ…… え?」カオアゲ

 瑞鶴「許すって言ってるのよ。これから私達の事をちゃんと信頼してくれるならね」
以下略



60: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:49:50.85 ID:R2yHV1JG0
 提督「え、な、なん――」

 若葉「…… 若葉達もまた、提督を利用しようとしていた」

 提督「え?」
以下略



61: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:50:39.38 ID:R2yHV1JG0
 瑞鶴「そ。正しくは航空巡洋艦。名前は『最上』と『三隈』。とても仲の良い二人で、私達の掛け替えの無い仲間だったわ」

 提督「最上と三隈……」

 瑞鶴「事件っていうのはね、前提督が体調を崩し始めた頃、少将だったかな? 立場的には前提督より上。とは言っても年齢は前提督の方が上だったから、何かとギクシャクしてたみたいだけど―― それで、その少将がこう言ってきたの。航空巡洋艦『三隈』を、ぜひ我が鎮守府へ、とね」
以下略



62: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:51:11.07 ID:R2yHV1JG0
 瑞鶴「始めの頃は、『私達のうち誰かでもここから居なくなることを避けたいんだな』ってみんな思ってた。でも、今思えばそれは違ったのよ。後から分かったの。少将のいる鎮守府での、多数の暴行事件の事実が」

 提督「暴行事件……」

 瑞鶴「艦娘に対する暴力、恐喝、監禁、性的暴行まで、あの少将はやっていたのよ。前提督はそれを知っていて、それを拒否していたみたい」
以下略



63: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:53:03.96 ID:R2yHV1JG0
 翔鶴「聞いた話ですが、ね。何よりも、私達が憎く思うのは、そこからの彼の行動でした」

 瑞鶴「……… 次の日の朝、消えていたの。三隈と最上が―― ほんの少しの資材を残して」

 提督「―― なるほどな」
以下略



64: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:54:00.77 ID:R2yHV1JG0
 提督「―― 理由は全然違う、と言ったね、瑞鶴」

 瑞鶴「うん? …… うん」グスッグスッ

 提督「違ってなんかない。同じだよ。大切な人を奪われたんだ。権力と暴力で、守るべき人を、味方であるはずの人から奪われた。
以下略



65: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:54:39.91 ID:R2yHV1JG0
 若葉「もう、そのつもりだ、提督」

 瑞鶴「グスッ…… そうよ! やってやろうじゃないの!!」

 翔鶴「今回ばかりは、粛々としているわけにはいきませんね」
以下略



66: ◆FZXSDKylUY[sage saga]
2015/11/30(月) 13:55:25.93 ID:R2yHV1JG0
 提督「―― この戦いを『MK(三隈救出)作戦』とし、この鎮守府内より作戦を開始する。総責任は私が負い、目的は『三隈救出』『中将鎮守府の艦娘救出』『人体実験機関撲滅』の三点とする!」

 提督「敵は我らの上に立つ人間である! 容赦は必要ない! 救出を優先し、海軍上層部の腐れ具合を世間一般に晒し上げる! いいね、君達の武力が一番の頼りだ。細かい作戦が決定するまで、各自練度を高めつつ戦力を整えよ! 以上!!」

 全員「了解!!」ビシィイ
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