67: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:32:21.36 ID:u2nkv0dK0
◇
68: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:33:02.31 ID:u2nkv0dK0
提督「――元気がなさそうだね」
翔鶴「そ、そうですか?」
69: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:34:04.30 ID:u2nkv0dK0
提督「そんな報告を聞くのも、この部屋だったね」
提督「運の値は他の子と変わらないのに、確かに損傷の回数は多かった」
70: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:35:57.49 ID:u2nkv0dK0
提督「艦娘はあの戦争の記憶がある」
提督「もはや今となっては、文字や写真、映像などの記録でしか見れないことの――」
71: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:36:47.55 ID:u2nkv0dK0
提督「どう向き合うか、なんて偉そうなことを言っても……」
提督「君たちがどんな苦しみを抱えているか、理解しきるのは不可能だ」
72: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:39:42.88 ID:u2nkv0dK0
提督「たとえば珊瑚海では、攻撃を集中されて。沈没確実とされる被害を受けた」
提督「でも言い換えれば、そんな傷からも君は生還したんだ。搭乗員の必死の働きによってね」
73: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:40:55.56 ID:u2nkv0dK0
提督「それで本題は、その」
翔鶴「はい!」
74: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:41:49.65 ID:u2nkv0dK0
提督「だから……ええと」
翔鶴「はい」
75: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:44:27.72 ID:u2nkv0dK0
翔鶴「……提督」
翔鶴「あの戦争では、先輩たちが先にいって――私も、妹とお母さんを残していってしまいました」
76: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2015/12/12(土) 00:46:47.35 ID:u2nkv0dK0
【注意:以下のおまけはコメディ成分多めです!】
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