過去ログ - 【ラブライブ!ss】昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが暮らしていました。
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11:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2015/11/30(月) 22:29:59.75 ID:pr70Bc5w0
希「そう、ごめんな?泣かせてしまうとは思わんかったんよ....」

穂乃果ちゃん「....返してくれたから....許してあげる!」ニコッ

希「ありがとうな〜♪」

穂乃果ちゃん「じゃあ....そうだ!ねぇ、お友達になって!」

希「あぁ、ごめんな?それはできないんよ....ウチは必要以上に誰かと仲良くしたらいけないからなぁ....」

穂乃果ちゃん「そっか....」シュン

希「なら...お詫びにスピリチュアルパワーを見せてあげる♪」

穂乃果ちゃん「すぴゅありぱー???」

希「(言えてない....)そう、じゃあ、目を閉じて!」

穂乃果ちゃん「....こう?」

希「うん、そしたら、目を閉じたまま、5秒数えたら目を開けてみ?」

穂乃果ちゃん「うん、....いーち、にーい、さーん、よーん....ごー!」オメメアケルー

‥‥‥‥

穂乃果ちゃん「!!!!なんで!?森の前に戻ってる!....道もなくなってる....」フシギダナァ

穂乃果ちゃん「って、もう真っ暗だぁ!」

???「穂乃果ちゃぁーーん!!」
???「穂乃果ぁーー!!」

穂乃果ちゃん「あれ?誰かに呼ばれてる....行ってみよう。」テッテッテー



穂乃果ちゃん「あ、こと婆さん!それにうみ爺さんも!」

こと婆さん「チュン!?はわわ....穂乃果ちゃぁあん!?ぴぃぃぃぃいいっ!」ダキツキ

穂乃果ちゃん「えっ、えっ?」

うみ爺「うぅ....良かったです。あたりはもうこんなに暗くなってるのに、帰ってこないから心配しました....」ナミダナガスー

穂乃果ちゃん「あっ、ご、ごめんなさい....次からは気をつけるから....」プルプル

こと婆さん「ぴぃぃぃぃいいっ!帰ってきてくれて良かったよぉ」ゴウキュウ

うみ爺「本当に、本当に良かったです。さぁ、家に帰りましょう。凛たちも心配して待ってますよ。」



こうして、穂乃果ちゃんは無事おうちに帰ることができました。

不思議な泉のことは、誰にも言いませんでした。
そして何日か過ぎたころ....



凛ちゃん「にゃぁ....」

うみ爺「‥‥」

凛ちゃん「にゃぁ....」

うみ爺「....凛、どうしたのですか?ため息ばかりついて....」

凛ちゃん「最近花陽ちゃんとあまり話せてないにゃ....」

うみ爺「なぜです?」

凛ちゃん「あのね、凛もよくわからないんけど....花陽ちゃんを初めて見た時から、花陽ちゃんと一緒にいたり、話したりすると、顔が熱くなって....ドキドキ....しちゃうんだにゃぁ....」

うみ爺「‥‥やはり....一目惚れだったのですね....」

凛ちゃん「一目惚れ?」ナニソレ

うみ爺「凛は、花陽に会った瞬間から、花陽のことが好きになってしまったのです。」

凛ちゃん「にゃにゃにゃー!?///凛が花陽ちゃんを!?」ドキドキ

うみ爺「そんなに恥ずかしがらなくてもいいのですよ。私は....こと婆さんが大好きですから♪」


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