過去ログ - 【ラブライブ!ss】昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが暮らしていました。
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2015/11/30(月) 22:32:36.37 ID:pr70Bc5w0
絵里ちゃん「ええ....(なんだ....私は、この人、穂乃果に逆らえない。だって、私は穂乃果に救われた....この人の強引さに救われた。私の居場所を作ってくれた。もういいわ、ひとりで生きるのはもうやめましょう。....違うわね、私がこの人たちといたいだけだわ。ほんと....私って不器用ね....)」
こと婆「どお?絵里ちゃん、美味しい?」
絵里ちゃん「....ええ、とても美味しいわ♪」
こうして、狐の女の子の絵里ちゃんが、新しい家族になりました。
また数日が経ち....絵里ちゃんもこの生活に溶け込んできました。
こと婆「穂乃果ちゃんはお饅頭から、凛ちゃんはタケノコから生まれたんだよぉ♪あとね、花陽ちゃんは河童なの!」
絵里ちゃん「ハ、ハラショー....」
穂乃果ちゃん「でもね、そのお饅頭は凛ちゃんが全部食べちゃったんだよー」キャッキャ
花陽ちゃん「ゼン゛ブタ゛ベタ゛ノ゛ォ!?」スゴイ
凛ちゃん「花陽ちゃんだっていつもご飯沢山食べてるにゃー」プンスカ
絵里ちゃん「ふふ、そうね、花陽が食べる量は尋常じゃないわ」ビックリヨ
花陽ちゃん「ぇえ〜....別に普通だよぉ....」
アハハハハ
うみ爺「お話中すみませんがちょっとよろしいですか?」
こと婆「あ、うみ爺さんおかえりなさい♪どうしたの?」
うみ爺「それがですね....」
カクカクシカジカー
こと婆「う、うそ....」
凛ちゃん、花陽ちゃん「怖い」ビクビク
絵里ちゃん「そう、鬼が出たのね....」
こと婆「うみ爺さんどうしよう、この子達が危ないかも....」
うみ爺「ええ、まだ目撃したという情報だけなので、嘘かも知れませんが....」
穂乃果ちゃん「うみ爺さん、どこに出たの?」
うみ爺「畑の近くにある私の小屋です。」
‥‥
こと婆「ちょっと待って!近いよ!?大丈夫なの!?」
絵里ちゃん「待って、私のってことは、うみ爺さんが管理してたんじゃないの?」
うみ爺「ええ、一昨日も行きましたね。」
絵里ちゃん「ってことは鬼は昨日来たってことね。」
穂乃果ちゃん「やっぱ絵里ちゃんは賢いねぇ....でも、もしかしたら悪い鬼じゃないかもしれないよ?」
こと婆「そう....かな....」
うみ爺「確かに悪い事をしたという情報は入ってないですけど....」
穂乃果ちゃん「なら....穂乃果が行って見てくるよ!」
こと婆「チュン!?穂乃果....ちゃん....?」
うみ爺「怖く....ないのですか....?」
花陽ちゃん「もし、悪い鬼さんだったらどうするのぉ!?」
穂乃果ちゃん「悪い鬼さんでも、穂乃果が友達になってやるんだから!」エッヘン
絵里ちゃん「穂乃果....」
凛ちゃん「すごいにゃー....」
うみ爺「なんだか....鬼なんてどうってことない気がしてきました....」
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