過去ログ - 【ラブライブ!ss】昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが暮らしていました。
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名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)
[saga]
2015/11/30(月) 22:34:10.17 ID:pr70Bc5w0
???「はぁ、よかった。泣き出した時はどうしようかと思ったわ。」
絵里ちゃん「....本当に鬼じゃないのね?」
???「だから何よ鬼、鬼って!」
絵里ちゃん「じゃあ、その角はなによ!」
???「角....?あぁ、これは髪の毛よ!結んだ髪をどうしたら角と間違えるのよ!?あんたのそれだって尻尾みたい....って!本当に尻尾生えてるし!!」
絵里ちゃん「髪の毛....?そ、そうね、言われてみれば....言われなくても髪の毛ね(賢くなかったわぁ)」アハハハハ....アセアセ
???「もう、しっかりしてよね?私だって好きでこんなところにいるわけじゃないんだから。」
穂乃果ちゃん「何かあったの?あ、私は穂乃果!あなたは?」
???「ああ、自己紹介がまだだったわね、私はにこよ。」
絵里ちゃん「にこ....さっきは鬼って言って悪かったわ....」ハズカシイ
にこちゃん「ふ、ふん!今度から気をつけなさいね!」
穂乃果ちゃん「....それで、にこちゃんはどうしてここにいるの?」
にこちゃん「....村を....追い出されたのよ....」
絵里ちゃん「!?」
穂乃果ちゃん「どうして!?」
‥‥‥‥
にこちゃん「まあ、別に話してもいいか........にこ、もともと村の子じゃないの....村の大人に拾われただけだから。でも、拾ってくれて感謝はしてたの。だから、にこは恩返しがしたくて、ある事をすると、みんなが喜んでくれたり、可愛がってくれたの。....でも、最初だけだった....」
穂乃果ちゃん「最初だけって?みんな喜んでくれたんでしょ?」
にこちゃん「逆になったのよ........ある日ね、にこがある事をしてあげた人がね、猪に襲われて怪我をしちゃったの。うん、にこも村のみんなも、偶然だと思ってた。けど、次の人は、家が燃えて、その次の人は、お殿様に連れて行かれて家族と離れ離れになっちゃった....そのときくらいからね、『悪魔の子』って言われるようになったの。」
絵里ちゃん「ひ、ひどいわね....」カワイソウ
にこちゃん「....近寄るな!だとか....2度と汚い笑顔を見せるな!とか....もう何もしてないのに、みんなはにこのことを避けたの。でもね、それと同時に誰も苦しまなくなったの....そうね、それでも今まで味方してくれてたおじさんには感謝しきれないくらい感謝してるわ。」
絵里ちゃん「おじさんって....」
にこちゃん「にこを拾ってくれた人よ....でも、結局にこは、村長さんに言われて追い出されちゃった....」
絵里ちゃん「‥‥」ナンテコエヲカケレバ....
穂乃果ちゃん「にこちゃん、そのある事ってなぁに?穂乃果も見たい!」
絵里ちゃん「穂乃果!?」
にこちゃん「はぁ?アンタ馬鹿なの?人の話聞いてた?」
穂乃果ちゃん「それでも見てみたいの!」
にこちゃん「だめよ、見ず知らずの子に迷惑はかけたくないわ。」
穂乃果ちゃん「なら....穂乃果とお友達になって!絵里ちゃんとも!」
にこちゃん「ん....まぁ、それだけなら....」
穂乃果ちゃん「やったぁ♪友達になったから見せてくれてもいいよね??」
にこちゃん「はぁ?だから、嫌って言ってるでしょ!」
穂乃果ちゃん「穂乃果が苦しむから?」
にこちゃん「そうよ!さっきも言ったけど、初めてあった人にまで迷惑はかけたくないわ。」
穂乃果ちゃん「なぁんだ....穂乃果なら大丈夫!悪魔の子なんかじゃないって、穂乃果わかるんだもん!」
にこちゃん「なっ....どうしてよ....?」
穂乃果ちゃん「かわいいから!お友達になってくれたから!」
にこちゃん「に、にこが可愛いのは当たり前だし、友達くらいいくらでもなってあげるわ....」
穂乃果ちゃん
『だってにこちゃん、本当はやりたいんでしょ?みんなの笑顔が....大好きなんでしょ?』
にこちゃん「うっ....」ドキッ
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