過去ログ - 【ラブライブ!ss】昔々あるところに、お爺さんとお婆さんが暮らしていました。
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50:名無しで叶える物語(たけのこ饅頭)[saga]
2015/11/30(月) 22:52:35.16 ID:pr70Bc5w0
凛ちゃん「ある日、村に不思議な男の人がやってきました。その男の人は、顔と体を隠してとても不気味でしたが、村のみんなの手助けをしてくれました。」

真姫ちゃん「ゔぇえ....なんでやめてくれないのよ....」

にこちゃん「に、にこが悪かったわ....だからやめて―

凛ちゃん「男の人に親切にしてもらう度に、村のみんなは喜び、笑顔になりました。えみつんのお母さんも親切にしてもらい、笑顔になりました。ですが、えみつんはそのとき見てしまいました....男の人の素顔を....」

みんな「‥‥」ゴクリ

凛ちゃん「不気味な笑みを浮かべていたのです。しかし、えみつんと目が合った時、男の人は目を細めて「クックックッ」と笑ったそうです。」

みんな「‥‥」ブルブル

凛ちゃん「えみつんは、男の人に恐怖を覚えました。そして次の日、またひとつ気づいたことがありました。村のみんなの元気がだんだんとなくなっていて、まるで....男の人に養分を吸い取られているような....そんな感じでした。」

凛ちゃん「それでも男の人は、村のみんなと関わるのをやめませんでした。....その次の日から、ひとり、またひとりと、次々に村の人が死んでいきました。....村のみんなは誰かが死んだことに気づくこともなく....」

凛ちゃん「えみつんだけは村の異変に気づいていましたが、だんだんと、誰かが死んでいくのがどうでもよくなりました。友達が死んでも、親が死んでも。」

凛ちゃん「やがてえみつんは、また恐ろしいことに気づいてしまいました。『村に、えみつんしかいなくなってしまったことです。』それと同時に、えみつんはみんなが死んだことを悲しみ、村の真ん中で泣き叫びました。」

凛ちゃん「えみつんが泣いてると、目の前に男の人が歩いてきました。不思議とえみつんだけには表情が見えました....やっぱり、不気味な笑みを浮かべています。」

凛ちゃん「男の人は、えみつんの横を通り過ぎていきました。そしてそのまま、霧の中に消えていきました。まるで男の人自体が消えてしまったような不思議な感覚。それと....男の人が通り過ぎる時に言った言葉がありました。『次はオマエの番だ....クックックッ....』と。」

花陽ちゃん「っ....」ビクビク

凛ちゃん「するとえみつんは、今までなんで泣いていたのかわからなくなりました。なんでこんなところにいるのかもわからなくなりました。なので、ただ、歩きました。どうやらえみつんはお腹がすいているみたいで、誰かに親切にしたい気持ちで沢山です。

えみつんの顔は....不気味な笑みを浮かべていました」

みんな「‥‥」ビクッビクッ

真姫ちゃん「や、やだっ、怖いっ」ブルブル

穂乃果ちゃん「えみつんって女の子が可哀想....」ビクビク

にこちゃん「そ、それって、にこたちのところにもくるかもしれないの....?」ビクビク

希ちゃん「そんなの嫌っ!みんな死んじゃうっ!」ビクビク

絵里ちゃん「そ、そんなの、嘘に決まってるわ!凛の悪い嘘よ!ほら、もう寝ましょう?」ビクビク

にこちゃん「そ、そうね、にこも気が変わったわ。今日はもう寝ましょう。」ビクビク

花陽ちゃん「わ、私先に寝ますっ」ブルブル

穂乃果ちゃん「絵里ちゃん、ぎゅってしながら寝よう....」ビクビク

絵里ちゃん「ええ、私もお願いしたいわ....」ギュウッビクビク

真姫ちゃん「にこちゃん、一緒に寝よう?」ビクビク

にこちゃん「うん....」ビクビク




(・8・)チュンチュン!!アサニナッタチュン!


絵里ちゃん「んっ、ほの....か?....って、どこ吸ってるのよ!///」

穂乃果ちゃん「飴ちゃんおいひぃ....zzz」チュパチュパ

絵里ちゃん「ほ、穂乃果っ!やめなさいっ!///」ピクピクッ

穂乃果ちゃん「ンゴッ....ぅ絵里ちゃんおはよう....」ポケー

絵里ちゃん「も、もう///」

穂乃果ちゃん「う〜眠い........あれ?絵里ちゃんなんでお胸出してるの?///」

絵里ちゃん「ぅっ.....なんなのよもうっ!///」

真姫ちゃん「騒がしいわね....」ムクリ

花陽ちゃん「ぅぅ........凛ちゃんおは........あれ?凛ちゃんは???」

にこちゃん「え?本当、凛がいないわ!」

希ちゃん「うぅ....」ムクリ


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