過去ログ - 三船美優「青いメモリー」
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24:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:29:09.44 ID:i64BYL/V0

「…私は後悔しながら、生きてます」
「知ってる」

 はぁとも似たようなもんだしと、心さんは私の肩に頭を預けます。
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:30:40.90 ID:i64BYL/V0

 お互い言葉を発さずに、遠くで聞こえる喧騒に耳を傾けて。
 ほのかな秋の香りと、冬を待つ風に体を震わせながら。
 ――遠い季節を、巡っていく。
 どれだけ新しい自分になっても、忘れられないものがあるんです。
以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:32:16.66 ID:i64BYL/V0

「ぶっぶー。正解は、今日の昼ごはんのメニュー。さっきからお腹がペコりんなの」

 ……はい?

以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:33:18.23 ID:i64BYL/V0

 ――この道選んでいない自分は、いない。

「…この道を選んでいない心さんも、ですか」
「もっちろん。はぁとは最初っからはぁとだけどな☆」
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:34:12.99 ID:i64BYL/V0

「はぁと、わかった。美優ちゃんなら、はぁとの背中を預けられる。というか心中できる」
「し、心中はちょっと…」
「いや、やっぱなし! 美優ちゃんと心中って絵面、シャレになんないわ!」
「こらっ」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:35:26.80 ID:i64BYL/V0

**

 そしてライブ当日。

以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:44:45.01 ID:i64BYL/V0

 そう言って、心さんは私の背中を押しました。
 とても心地よいエールでした。
 胸を張らなきゃ、『物理☆』で背中をまた押されそうで。
 自然と胸を張って、ステージを見ていました。
以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:45:44.48 ID:i64BYL/V0



「スウィーティー…❤」

以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:46:38.80 ID:i64BYL/V0

「あなたのハートをシュガシュガスウィート♪ みなさんの三船美優ですっ」

 正直、不安でした。
 いつもと違う私に、ファンが答えてくれるか不安でした。
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:49:21.05 ID:i64BYL/V0


「今日はパートナーの真似をしてみましたっ、どうでしたか? 似てましたか?」

「…やっぱり似てないですか? 本人に訊くのが一番早い…ですかね?」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:50:39.84 ID:i64BYL/V0

**

「…やりやがったな、三船美優」

以下略



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