26:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:32:16.66 ID:i64BYL/V0
「ぶっぶー。正解は、今日の昼ごはんのメニュー。さっきからお腹がペコりんなの」
……はい?
27:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:33:18.23 ID:i64BYL/V0
――この道選んでいない自分は、いない。
「…この道を選んでいない心さんも、ですか」
「もっちろん。はぁとは最初っからはぁとだけどな☆」
28:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:34:12.99 ID:i64BYL/V0
「はぁと、わかった。美優ちゃんなら、はぁとの背中を預けられる。というか心中できる」
「し、心中はちょっと…」
「いや、やっぱなし! 美優ちゃんと心中って絵面、シャレになんないわ!」
「こらっ」
29:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:35:26.80 ID:i64BYL/V0
**
そしてライブ当日。
30:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:44:45.01 ID:i64BYL/V0
そう言って、心さんは私の背中を押しました。
とても心地よいエールでした。
胸を張らなきゃ、『物理☆』で背中をまた押されそうで。
自然と胸を張って、ステージを見ていました。
31:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:45:44.48 ID:i64BYL/V0
「スウィーティー…❤」
32:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:46:38.80 ID:i64BYL/V0
「あなたのハートをシュガシュガスウィート♪ みなさんの三船美優ですっ」
正直、不安でした。
いつもと違う私に、ファンが答えてくれるか不安でした。
33:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:49:21.05 ID:i64BYL/V0
「今日はパートナーの真似をしてみましたっ、どうでしたか? 似てましたか?」
「…やっぱり似てないですか? 本人に訊くのが一番早い…ですかね?」
34:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:50:39.84 ID:i64BYL/V0
**
「…やりやがったな、三船美優」
35:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:51:55.87 ID:i64BYL/V0
++
心さんは、笑っていました。
苦いような、甘いような、スウィーティーな笑顔。
36:名無しNIPPER[saga]
2015/11/30(月) 23:52:49.79 ID:i64BYL/V0
『したー!』と、みなさんからの声がたくさん聞こえます。
心さんは、私の手を掴んで走り出しました。
「もっともっと堪能させてやるから、覚悟してろよーッ! 主に物理で!」
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