86:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 22:45:29.12 ID:tB8xhKZpo
Ｐ 「ポット借りるぞ」ｽｸｯ
加蓮「あ...ありがと」
Ｐ 「お茶っ葉は...この棚か？おっ、あったあった」ｺﾞｿｺﾞｿ
87:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 22:56:44.35 ID:tB8xhKZpo
P 「...........」ｺﾎﾟﾎﾟ
P 「...よし。加蓮、お茶が...」ｸﾙ
P 「...っと」
88:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:08:33.26 ID:tB8xhKZpo
加蓮「.........」ﾎﾞｰ
Ｐ 「.........」ｽﾞｽﾞ
Ｐ （そろそろ、俺も戻ったほうが良さそうだな）
89:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:13:24.20 ID:tB8xhKZpo
Ｐ 「あの建物？」
加蓮「あの山のふもとに見える、赤い屋根の」
Ｐ 「......あぁ、コンサートホールのことか」
90:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:17:46.22 ID:tB8xhKZpo
Ｐ 「覚えてないか？ほら、デビューして最初のオーディション」
Ｐ 「"THE DEBUT"って名前の」
加蓮「あ...！」
91:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:23:07.50 ID:tB8xhKZpo
加蓮「でも、そっか。あそこだったんだ」
加蓮「緊張してたからかな。場所まで覚えてなかったよ」ｴﾍﾍ
加蓮「そっか......」ﾌｨ
92:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:26:26.98 ID:tB8xhKZpo
加蓮「なんのこと？」ｷｮﾄﾝ
Ｐ 「加蓮が倒れたのは...俺のせいだ」
加蓮「！？」
93:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:29:01.56 ID:tB8xhKZpo
Ｐ 「最後のアンコール、無理矢理にでも止めるべきだったんだ」
Ｐ 「そうすれば、加蓮の異変にもっと早く気づくことが出来た」
加蓮「それは私が...！」
94:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:38:46.45 ID:tB8xhKZpo
加蓮「私は......っ」
加蓮「.........」
Ｐ 「.........」
95:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:41:19.80 ID:tB8xhKZpo
Ｐ 「条件？」
加蓮「プロデューサーさんが入院している間、私のお願いを聞いて欲しいの」
加蓮「なんでもよ」
96:名無しNIPPER[sage saga]
2015/12/10(木) 23:48:45.85 ID:tB8xhKZpo
Ｐ 「ああ、わかった」
Ｐ 「なんでも言ってくれ。俺が出来ることなら、何だってやるさ」
Ｐ （だけど）
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