過去ログ - ちひろ「私の誕生日はとっくに終わったわけですが?」
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157: ◆d0hZ1USyYNJW
2015/12/16(水) 00:03:04.27 ID:E7nUlb/W0
蓋を開けると同時に広がる白い湯気。

武内P「では、よそいますね。このくらいでよろしいですか?」

楓「ええ、ありがとうございます」

武内P「では、食べましょう」

スプーンでご飯を掬い上げ、口に放る。
スープを纏ったご飯はするりと摩擦を感じさせず、流れるように口の中へ入っていった。
突き抜けるキムチの香り。
卵がそれを包み込み柔らかくしている。

ご飯を噛めば、柔らかく形を変え、まるで食べられるのを望んでいるかのように潰れてゆく。
ゴグリと喉を鳴らせば最後。
喉から腹へ、暖かみが駆け抜けるのであった。


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