過去ログ - 【ごちうさ】ココア「ココアのアトリエ?」
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45: ◆PsWcaKpzTQ[saga]
2015/12/20(日) 18:41:03.16 ID:GkCw4sBh0

 私のアトリエがあるグラウンドの端っこに到着。

ココア「ここが……」

 それは思ったよりも大きなアトリエだった。
 外から見ると普通の一軒家ほどの大きさ。レンガ作りで頑丈そうな反面見た目はファンシーで、かわいらしい。
 見ようによれば、パン屋にも見えなくもない。

ココア「これって、他の生徒にも与えられてるんだよね……」

 学校の敷地内に。さっき地図を確認したけど、教室一つをアトリエに、なんて生徒もいたし――これは当たりの部類?

ココア「ココアのアトリエ?」

 わくわくしながら鍵を開こうと、ドアへ近づく。
 するとドアの近くにあった看板が目に入った。
 『ココアのアトリエ』……フラスコみたいな絵とともに書いてある文字に、無性に嬉しくなってしまう。
 ここで私は三年間、錬金術を……。

ココア「頑張らないとね!」

 決意を新たに、鍵を解除。ドアを開く。
 ドアを開いて目に飛び込んできたのは、大きな釜。錬金釜だろう。
 空っぽの本棚に、机と椅子。生活ができるようにベッド、小さな台所もある。
 でも、まだまだ殺風景。新品同様の生活感皆無なお部屋だ。

ココア「……これ、優遇すぎないかな」

 他の学科の人とかは……あ、もしかしたら授業がないからこんなにお金がかかってるとか……?
 ふむぅ、まぁ難しいことは考えないでいっか。アトリエを貰ったんだから、大切にしないと。

ココア「……え?」

 考えていると、ドアがこんこんとノックされた。
 お客さんかな? でも早すぎなような。もしかして、ミミちゃん?

ココア「はーいっ」

 なんにせよ来客。私は元気よく返事をし、ドアを開いた。



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