過去ログ - 【ごちうさ】ココア「ココアのアトリエ?」
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57: ◆PsWcaKpzTQ[saga]
2015/12/21(月) 01:40:50.76 ID:jtrCc1600
ココア「あ、あのー」

 けれど入った手前帰ろうなんてことはできず、私はおそらくバイトの教習をしている二人へと声をかける。

???「はいはい、いらっしゃいませ……って、あれ?」

???「お客様……ですか?」

 気づいた二人は私を見て、不思議そうな顔をする。
 あれ? 私なにかやっちゃったかな?

???「あ、閉店の看板出すの忘れちゃった」テヘペロ

???「テスさん……」

テス「まぁまぁ。教習のためだから、いつもと違うんだし先輩のお茶目ということで」

 ジト目で見る金髪の子へ、テスと呼ばれた人はあっけらかんと笑う。
 良かった。私が何かしたわけじゃないんだね。

テス「ごめんねー。今日はもうお店閉じたつもりだったんだけど――お客さん追い出すわけにはいかないよね。まぁ、座って」

ココア「ええっ? いいの?」

テス「いいのいいの。ほら座って」

 ニコニコと笑い、私の背中を押すテスさん。
 戸惑っている内に、私は椅子に座らせられてしまった。

テス「シャロ。メニューメニュー」

シャロ「店長に怒られたって知りませんよ? はい、どうぞ」

ココア「あ、ありがとう」

 メニューを受け取り、お礼。
 いいと言っているんだし、ここはお言葉に甘えようかな。

ココア「ええと…今日のハーブティーとクッキーを」

シャロ「かしこまりました」

テス「へいまいど!」

シャロ「お店が違います」

 クールに言って、厨房へと歩いてくシャロちゃん。
 テスさん……年齢は私よりも上だけど、なんだか親しみ易いというか。距離が近いような気がする。


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