過去ログ - 【ごちうさ】ココア「ココアのアトリエ?」
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69: ◆PsWcaKpzTQ[saga]
2015/12/23(水) 00:54:16.95 ID:papY7nKX0
 全員に声をかけて、お昼過ぎに街の出入り口前で集合。
 暇な私がご飯を食べながら待っていると、真面目な仲間達は続々と待ち合わせ場所に集結した。

クーデリア「あら、ココア。暇なあんたはともかく、私が一番乗りかしら」

ミミ「ココア。早速呼ぶなんて、やる気があっていいこと――」

クーデリア・ミミ「……」

 ――した、んだけど、なんか空気が不穏な。
 え? なんで二人とも睨み合ってるの?

ミミ「あら、誰かと思えばフォイエルバッハのご令嬢ではないですか」

クーデリア「そういうあなたはシュヴァルツラング家の」

ミミ「なにしにいらしたんですか? お外も知らなそうなお嬢様がこんなところへ」

クーデリア「ちょっと友人と外出に。あなたこそここに何をしに? 街の入り口で募金活動とか……?」

ミミ「うぐぐぐぐ」
クーデリア「うぎぎぎぎ」

 ど、どうしよう。仲介する余地がない。
 というか、二人の間に挟まれてすごく嫌な予感がする。

ココア「あ、あのぅ、二人とも仲良く――」

ミミ「ココア! なんでこんな奴呼んだの!?」

クーデリア「それはこっちのセリフよ! こんなお子様!」

ココア「な、仲良く――」

ミミ「お子様はあんたでしょ! ちっちゃい身長して――」

クーデリア「言ったわね……! いいわ、出発前に誰が仲間にふさわしいか決めてやるんだから!」

ココア「あーっ、もう! 喧嘩したら駄目だって!」

シャロ「ご、ごめん! 授業と加害授業届けでですっかり遅れ――」

 争う二人へ、私が若干怒った口調で言うと、そこへシャロちゃんがやって来た。
 私の怒気に沈黙、そこへすかさずシャロちゃんが到着。タイミングとしてはほぼ最悪で。

シャロ「……え、えっと、ごめんなさい?」

 やって来たばかりのシャロちゃんも思わず謝ってしまうくらいの、空気の悪さだった。


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