過去ログ - 赤木「矢澤にこ?」にこ「赤木剛憲……ってデカっ!」
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134: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:28:33.55 ID:O/IZRz8j0
にこ「赤木さんね。よろしくお願いします」

赤木「ああ。
……オレも高校一年だ。敬語も『さん』付けもいらん」

以下略



135: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:29:12.45 ID:O/IZRz8j0
にこ「……赤木君?」

赤木「……なあ、矢澤は……」

にこ「ん?」
以下略



136: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:29:50.11 ID:O/IZRz8j0
赤木「……そうか」

にこ「……うん」

でも。
以下略



137: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:30:40.95 ID:O/IZRz8j0
赤木「……オレはな……」

……?

赤木「オレにも、賭けているものがある。
以下略



138: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:31:32.38 ID:O/IZRz8j0
赤木「……わからなくなった。
オレは間違っていないはずだ。けど、仲間に言われたよ」


『お前とバスケやるの息苦しいよ』
以下略



139: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:33:37.57 ID:O/IZRz8j0
赤木「なあ、勝ちたいと思うのは悪い事なのか? 間違っているのか?」

にこ(やめて! そんなつもりじゃなかったの!)

赤木「勝ったら、もっと長く試合が出来るんだ」
以下略



140: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:34:21.48 ID:O/IZRz8j0
にこ「…………知らないわよ……」

私は、目を伏せて顔を逸らした。

痛いぐらいにわかる『気持ち』をぶつけてくる彼から、逃げるように。
以下略



141: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:35:21.43 ID:O/IZRz8j0
赤木「……すまん」

にこ「──でも、ね」

赤木「えっ?」
以下略



142: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:36:37.82 ID:O/IZRz8j0
にこ「でもね、確かなのは、私たちのように思う人ばかりじゃないって事。
その人たちに、私たちの考えを押し付けちゃ駄目って事」

赤木「ああ……そうだな。そう、だよな……」

以下略



143: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:37:37.58 ID:O/IZRz8j0
なによりも大好きなものを、なによりも愛するはずの自分が原因で、嫌いにさせてしまったかもしれない。

私と同じく、望んでその道に来た人たちを、自分が原因で離れさせてしまった。

これは、痛い。身を斬られるように、痛い……
以下略



144: ◆DtyewqsIqtbm[saga]
2015/12/08(火) 04:38:58.76 ID:O/IZRz8j0
赤木「……ありがとうな。
なんだか、お前に話したらスッキリしたよ」

にこ「ふふっ、私こそ」

以下略



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