過去ログ - 赤木「矢澤にこ?」にこ「赤木剛憲……ってデカっ!」
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◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:31:32.38 ID:O/IZRz8j0
赤木「……わからなくなった。
オレは間違っていないはずだ。けど、仲間に言われたよ」
『お前とバスケやるの息苦しいよ』
以下略
139
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:33:37.57 ID:O/IZRz8j0
赤木「なあ、勝ちたいと思うのは悪い事なのか? 間違っているのか?」
にこ(やめて! そんなつもりじゃなかったの!)
赤木「勝ったら、もっと長く試合が出来るんだ」
以下略
140
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:34:21.48 ID:O/IZRz8j0
にこ「…………知らないわよ……」
私は、目を伏せて顔を逸らした。
痛いぐらいにわかる『気持ち』をぶつけてくる彼から、逃げるように。
以下略
141
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:35:21.43 ID:O/IZRz8j0
赤木「……すまん」
にこ「──でも、ね」
赤木「えっ?」
以下略
142
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:36:37.82 ID:O/IZRz8j0
にこ「でもね、確かなのは、私たちのように思う人ばかりじゃないって事。
その人たちに、私たちの考えを押し付けちゃ駄目って事」
赤木「ああ……そうだな。そう、だよな……」
以下略
143
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:37:37.58 ID:O/IZRz8j0
なによりも大好きなものを、なによりも愛するはずの自分が原因で、嫌いにさせてしまったかもしれない。
私と同じく、望んでその道に来た人たちを、自分が原因で離れさせてしまった。
これは、痛い。身を斬られるように、痛い……
以下略
144
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:38:58.76 ID:O/IZRz8j0
赤木「……ありがとうな。
なんだか、お前に話したらスッキリしたよ」
にこ「ふふっ、私こそ」
以下略
145
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:40:03.29 ID:O/IZRz8j0
赤木「オレはな、小さな頃から、バスケで全国制覇をするのが夢なんだ」
にこ「全国……制覇」
以下略
146
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:43:10.84 ID:O/IZRz8j0
にこ(やっぱり私、誰にも負けない最高のアイドルになりたい。
なりたいよ……!)
……そして。
以下略
147
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:44:51.80 ID:O/IZRz8j0
……なぜか、目頭が熱くなった。
赤木「そういうお前は?
お前にも、熱く燃えるものがあるんだよな」
以下略
148
:
◆DtyewqsIqtbm
[saga]
2015/12/08(火) 04:46:03.13 ID:O/IZRz8j0
にこ「……えっ。あんた、もしかして知らないの? 『スクールアイドル』」
赤木「ああ、知らん」
あら。
以下略
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