39: ◆2ly1jek1VI[saga]
2015/12/08(火) 00:55:55.45 ID:mCRpei5Xo
「曙」
「なに、提督」
「これは、夢なのかな」
「夢……そう。夢」
薄暗く、だんだんと気温も下がってくる時期
ベッドの上で胡座をかく俺に、すっぽり収まっている曙はそう返した
最初の頃ほど、不安げな声を上げることはなくなった
体を擦り付けたり、臭いを嗅いだりはするが
「夢……か」
「ええ。本人からしたら、こんなに奇妙で、恥ずかしくなる夢なんかないわ」
「……」
後ろから回す俺の両腕を、曙はもっとと言わんばかりにぐいと引っ張った
66Res/20.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。