過去ログ - 二宮飛鳥「死にいたる病あるいは乾燥させた葉を煮出し雌牛の分泌する液体を混ぜた物」
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20:名無しNIPPER[saga]
2015/12/07(月) 13:16:44.43 ID:n95sZXJf0


光「二宮なんて随分距離を感じる言い方だな。それよりも飛鳥のほうが断然いい。
 知ってるか? アスカディアヒーローズのアスカイザーと同じ名前なんだ。
 だからアタシは飛鳥をアスカと呼ぶよ」

飛鳥「なら僕は君を光と。ああ、この呼び名は君にこそ相応しい」




 肢体の固まりゆく激しい痛み。


飛鳥「痛い? あぁ、痛みを抱えて人は成長するのさ。傷はいつか癒える」

光「筋肉痛だな。訓練の後ストレッチが足りないと、そうなるんだ」

 解かっていたはずだ、ボクはかつてのアスカとは違う。
アスカはアスカしか信じない。アスカにとってボクは排除されるべき異物。

 これは信頼ではなく確定された事項。



 もしもアスカがボクを信じるコトが出来る性格であったならば、
ボクが生まれるはずもなかったのだから。




 振り返り泥の中の安住へと意識を向ける。
ボクはあの中に入れない。
ボクが望んで捨て去ったのに、どうしてそこへ戻れるのだろう。




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