過去ログ - ソーニャ「ロシアの殺し屋」やすな「おそろしあ」
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5:74TK ◆7Yh0Xuci4Y[sage saga]
2015/12/08(火) 18:04:29.83 ID:Z2/x3YEd0
ある日。

「……今日は、休みか」

誰も座っていない席を見て、私は一人呟いた。
どうせ、またバカな事をして体調を崩したのだろう、明日にはまたケロリとした顔で登校してくるさ。
そう思って、私は最初の授業の準備に取り掛かった。
だが、ホームルームが始まってそれが間違いだということがわかった。

「えー、折部さんですが・・・残念なことに、ご両親が突然亡くなられたということで暫くお休みです」

「え……?」

一瞬、思考が停止した。
やすなの両親が、死んだ。それを聞いたクラスメイトたちが小さくざわつく。
担任はその後さっさと教室から出て行ってしまい、代わりに授業担当の先生が入ってきてすぐに授業が始まった。
授業の中身は、さっぱり頭に入らなかった。ただ隣の不自然な空席だけが、私の最大の関心事だった。



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