過去ログ - 渋谷凛「花屋の前に……カエル?」
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9: ◆Vq2Qo.DUCLbr[sage]
2015/12/09(水) 00:24:56.12 ID:bF+qLvJro
語る恭二の顔つきと声に、ピエールは何かを感じたのか、恭二のちょうど真後ろに立っている卯月の横にとててと移動し、顔を覗き込んだ。

卯月「(わ……! こんな近くで。ってさっきまで私、鷹城恭二さんとお話してたんだっけ?
    うぅファンとか、他にも、言っちゃったし、恥ずかしくなってきました……)」
ピエール「……」

卯月が、自分のした発言を今更になって思い返して頬を赤くしても、ピエールはただじっと覗き込んでいた。

卯月「え、えへへ?」
ピエール「……!」

どんな顔をしていいかもわからず、やっぱり笑顔を浮かべた卯月を見て、ピエールは軽く驚いた眼差しを最初して、歓喜の笑顔を返した。

未央「うわ……天使空間かっ! そ、そうだ、ちょっと撮影して残」
凜「遅いよ未央、天使を画像にして手元に残そうと思ったらその時は既に行動を終えてなくちゃね」
P「渋谷さん……同じ事務所の方とはいえ、無断の撮影はNGです……他プロダクションの方もいます……没収します」
未央凜「花園は生きる輝き! 花園は魔法の場所! 花園は、私たちの心!」
P「駄目と言ったら駄目です!!」

ピエール「お姉さんの笑顔、すっごいチャーミングだね! ボク、とってもハッピーな気持ちになった!お姉さんはきっと、自分も笑ってみんなも笑顔にして、いっぱいいっぱい幸せを届けるアイドルなんだね!」
卯月「え、え?」
ピエール「それじゃね恭二!SPが探してるはずだからもう行く! あ、そうだこれ!」

ピエールが、着ぐるみの内ポケットからごそごそ何かを取り出した。
丁寧に包装されていたそれは、ライブのチケットだった。

ピエール「なんだか恭二、最近沈んだ顔してた! だけど今やさしい顔してるし、きっとお姉さんのおかげ! 魔法みたいな笑顔のお礼! 絶対また会おうねまたね〜やふ〜!」

卯月にしっかとチケットをもたせて、ピエールは有無を言わせず去っていった。


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