過去ログ - モバP「君が俺の」 晴「従兄弟？」
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2015/12/09(水) 18:55:34.03 ID:1zAYU3yko
モバP（以下P）「ただいまー」
P母「あら、早かったわね」
P「近所のおじさんに駅でたまたま会ってさ、車に乗せてくれたんだ」
P母「あら。それならあとでお礼言わなきゃね。っと、早く帰ってきたんなら手伝ってちょうだい」
P「帰ってきて早々手伝いかー」
P母「あんたには言ってなかったけど、母さんの妹の家族が来るのよ」
P「へえ。どうしてさ」
P母「ほら、あの子達おばあちゃんのお参りまだ出来てないでしょ？ この年末の休みにやっと来れるようになったそうなの」
P「…あぁ、なるほどね」
P（じいちゃんを亡くして、うちの実家に住むようになったばあちゃんも、約一年前に死んでしまった。ばあちゃんの訃報は、かなりのばあちゃん子だった俺にはかなり効いた）
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2: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 18:57:24.80 ID:1zAYU3yko
P「そういえば、母さんの妹…俺の叔母さんか。叔母さんってどんな人だっけ」
P母「あんた覚えてないの？ …って、それもそうか。最後に会ったのも随分前だっからねぇ。あんたまだ小さかった気がするわ」
P「そりゃ記憶にないわな」
3: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 18:58:27.58 ID:1zAYU3yko
〜近所の空き地〜
P「サッカーねぇ。当分やってないやよっと」ﾎﾟﾝｯﾎﾟﾝｯ
P「おっ、案外体は覚えてるもんだな。いよっと…あら」ﾄﾝﾄﾝ…
4: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 19:00:20.52 ID:1zAYU3yko
〜家〜
P「ただいま」
P母「あっ。あんた、どこに行ってたのよ」
5: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 19:01:53.19 ID:1zAYU3yko
P「失礼します」
叔母「あら、あらあらPくん！ 大きくなったわね！ まあまあまあ！ 私のこと覚えてるかしら〜」
P「あ、いえ、その…すみません」
6: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 19:03:24.94 ID:1zAYU3yko
〜食卓〜
P「うわ、なんだこのご馳走」
P母「愛媛から来てくれたんだから、身内とはいえ歓迎しなくちゃね」
7: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 19:05:03.66 ID:1zAYU3yko
〜食後〜
晴「なあなあ、Pはサッカー好きなのか？」
P「好きっちゃあ好きだな。こんな何もない町で少年時代を過ごすには、球一つだけで大勢で楽しめるサッカーに限ってたしな」
8: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 19:07:09.92 ID:1zAYU3yko
P（なぜ息子が帰宅してきて、実の母が息子の仕事の話を切り出さないのか)
P（久しぶりに社会人の親戚に会った時の常套句、「仕事はどう？」をなぜ叔母さんたちが聞いてこなかったのか）
P（なぜ、アイドルのプロデューサーという職業でありながら、俺はこんなに簡単に帰省できたのか）
9: ◆mTQtXPIEW.[sage]
2015/12/09(水) 19:08:49.94 ID:1zAYU3yko
P（晴は俺のことをさっき知ったと言っていた。そりゃ叔母さんからこの事を聞いていなくても仕方ない）
P「……まあ、アイドルのプロデューサーみたいなのを」
晴「アイドル？ なんか腑抜けた世界で生きてんのな」
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