1: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 19:57:55.53 ID:KPPGBGHd0
茶番注意でお願いしますね。お手柔らかに。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 19:58:35.20 ID:KPPGBGHd0
武内P「ふう…外回りも、これで終了ですね」
武内P「書類を取りに戻って…少しだけ、休憩を挟みましょうか」
武内P「あまり無理をしては、また渋谷さんに怒られてしまいますしね…」
3: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 19:59:06.92 ID:KPPGBGHd0
武内P「おや…あれは…」
智絵里「………」きょろきょろ…
智絵里「……よし…」たたた…
4: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 19:59:40.60 ID:KPPGBGHd0
ーゲームセンター
智絵里「よし…あと少し、あと少しで…」どん…どん…
智絵里「………!」どこどこどんどこ…
5: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:00:09.45 ID:KPPGBGHd0
智絵里「……や…」
智絵里「やったあ…!」ぎゅっ…
ぱちぱちぱち…
6: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:00:35.80 ID:KPPGBGHd0
智絵里「ぷ、ぷぷ、プロデューサーさん! いつからそこに…」
武内P「いえ、通りで姿を見かけたので…どちらへ、向かわれるのかと思い…」
武内P「…迷惑、でしたでしょうか」
7: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:01:15.80 ID:KPPGBGHd0
武内P「はあ、何でしょうか…?」
警備員「キミ、その子とどういう関係? 最近多いんだよねえ、こういうたまり場での声掛けとか…」
武内P「い、いえ、私は…」
8: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:01:44.52 ID:KPPGBGHd0
武内P「……! お、緒方さん?」
智絵里「プロデューサーさん、やりますよね、太鼓…」
武内P「………良いのでしょうか?」
9: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:02:16.21 ID:KPPGBGHd0
警備員(いや、待て…ゲームの腕を見れば嘘かどうかぐらいはすぐ見抜ける…)
警備員(脅されているという可能性もある。ここは様子を見てみるとするか…)
警備員「よし、いいだろう。ただし、私もここで見させてもらいますよ。こちらも仕事なんでね」
10: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:02:48.76 ID:KPPGBGHd0
智絵里「どうしますか? やっぱりふつうとか、むずかしいとかで…」
武内P「いえ、私は…」カッカッカッカッ…
智絵里「え…」
11: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:03:19.07 ID:KPPGBGHd0
武内P「昨日までの生き方を 否定するだけじゃなくて♪」ド ドカドン ドコドン!
武内P「これから進む道が 見えてきた♪」カ ドン ドコドン カ!
智絵里「う…!」
12: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:03:46.26 ID:KPPGBGHd0
武内P「今♪ すぐ心の♪ ドア♪ ちょっと開いて…♪」ドカドンドコドンドカドンドコドン!
武内P「旅に出てみたい♪ 気分♪」ドコドコドコドコ…
警備員「ふわふわふわふわ!」
13: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:04:15.11 ID:KPPGBGHd0
ーーーーーーー
ーーーー
ーー
14: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:05:14.69 ID:KPPGBGHd0
「フルコンボだドン!」
武内P「………!」ぐ…っ
武内P「……いかが、でしたでしょうか」
15: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:06:03.80 ID:KPPGBGHd0
取り巻きA「すっご…震えが止まんない……プロデューサー、すごいロックじゃん…」
取り巻きB「まさかあんな特技があったなんてねえ…プロデューサーも隅に置けませんなあ♪」
警備員「……泣いた」
16:名無しNIPPER[sagesaga]
2015/12/09(水) 20:06:15.40 ID:7+2TOmt6O
仕事しろ警備員www
17: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:06:31.24 ID:KPPGBGHd0
武内P「……顔を、上げてください。」すっ…
警備員「……! 君は…こんな私にも手を差し伸べようというのか…」
武内P「私は、プロデューサーですから」にこっ…
18: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:07:13.22 ID:KPPGBGHd0
武内P「せめて、名刺だけでも…名前だけでも覚えて帰っていってもらえればと」
警備員「忘れないさ…終生その名、この胸に刻もう…!」
取り巻きC「尊いじぇ…」
19: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:07:47.16 ID:KPPGBGHd0
智絵里「……あれ、普通に名刺渡せばよかったのかな…これ…」
20: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:08:17.32 ID:KPPGBGHd0
ーおしまい。
21: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/09(水) 20:10:37.07 ID:KPPGBGHd0
武内P「シンデレラガールズの曲を、本来なら叩くべきだったのでしょうが…」
武内P「アイドルマスター マストソングス 赤盤 青盤」
武内P「アイドルマスターの歴史が、詰まっています。」
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