過去ログ - 葉山「それでも俺は……本物の好感度が欲しい」【コンマ】
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469: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/01/11(月) 00:15:35.32 ID:+BKx0Og+o
【雪ノ下家】


陽乃「ふーん。花火大会、南ちゃんも来るんだ」

『勝手に決めて悪かったね。だけど、構わないだろ?』

陽乃「いいよ、別に。隼人も両手に花とかしたいだろうしさ。もういっその事、雪乃ちゃんも誘ったら?」

『生憎、この夏休み、デートの誘いは全部断られててね。今回もそうだったよ』

陽乃「へえ、そうなんだ。もしも私だったら、断りはしないんだけどなあ。でも、隼人、私の事はろくに誘ってくれないしさあ。流石に私もちょっと嫉妬しちゃうよ?」

『本気でそう言ってるなら、誘うよ。でも、そうじゃないってのがわかってるからね。俺は陽乃さんのオモチャになる気はないよ』

陽乃「酷いなあ、隼人は。私はいつだって本気なのに。だいいち、嘘つきは隼人の方でしょ? 本気でないのに雪乃ちゃんに構ってさ」

『…………』

陽乃「これで、もしも雪乃ちゃんがその気になったら、その時、隼人はどうするんだろうね? 雪乃ちゃんと付き合うのかな?」

『いや……。その前に、雪乃ちゃんが本気にする事自体ないと思うよ』

陽乃「逃げるのが得意だねえ、隼人は。でも、そんな事ばかり言ってると、その内、誰かに後ろから刺されちゃうかもしれないよ。気を付けた方がいいんじゃないかな?」

『……わざわざ、忠告ありがとう。……背後には気を付けるよ』

陽乃「冗談、冗談。本気にしすぎだって、隼人。そんな事あるはずないじゃん」

『……だといいけどね』


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