過去ログ - 葉山「それでも俺は……本物の好感度が欲しい」【コンマ】
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624: ◆GDKJqrPEaE49[saga]
2016/02/08(月) 12:39:17.50 ID:A5XnR4dfo
雪乃「まず、比企谷君の依頼の内容を貴方は単純に考え過ぎね。まさかとは思うけど、皆で頑張ろう、程度に思っている訳ではないわよね?」

相模「え……? でも、文化祭を大成功させようってそういう話じゃないの? それ以外にうちら、やれる事ないし」

葉山「そう。それ以外にやれる事がない。だから、雪ノ下さんは受ける気はないと言いたいんだと思うよ」

相模「どういう事?」

雪乃「目的を達成する為には、手段を考える必要があるという事よ。皆で頑張って、なんて精神論を説かれても仕方ないでしょう。それとも貴方はコンパスもなしに行き当たりばったりで航海をするつもりなの? 頑張って辿り着けなかったら仕方がないわね、と言って」

相模「それはっ……で、でも」

雪乃「呆れたわね。計画性云々を言う前に無責任と言わざるを得ないわ。依頼を受ける以上、それは絶対に成功させるという気構えで受けるものよ。なのに、貴方はあまりにも適当な気持ちでいるわ」

葉山「……俺達にとっては依頼の一つだけど、依頼をしに来る人にとってはそうじゃないからね」

葉山「どんな事情だろうと、困ってここに来てるのは事実なんだから。頼りにされて来てるのに、成功したらいいな程度の軽い気持ちで請け負っていたら逆に信頼を無くしてしまうよ」

雪乃「依頼する人にとっても迷惑でしかないわ。特に今回は一度きりで失敗は許されないものですもの。だというのに、貴方は結果的に、私達も頑張るから頑張ってとしか言っていないのよ。そんな無策な励ましだけの自己満足が一体何の解決に繋がると言うのかしら」

相模「ぅ……」

八幡(今、気付いたって顔だな……。そりゃそうか。前の文化祭の時もそんな気持ちで相模は実行委員長になったんだからな)

八幡(そして、最終的には雪ノ下に丸投げだ。そこは何も変わっちゃいないか……)


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