過去ログ - 提督「私は大和の優しい言葉遣いが一番好きだ」
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23:名無しNIPPER[sage]
2015/12/10(木) 04:37:47.21 ID:F/p5ZpK5o

呼びかけに対し彼は即座に反応した。私の胸に顔を埋め、私の抱擁を受け入れた。

彼は祖父の、船乗りだった一人の男の生の残光を見てそれが余りにも眩しすぎたから文字こそが、その根本の言葉こそが生の本質であると勘違いしてしまっている。

私はかつて今と同じように彼の祖父を抱き締め、戦いへと赴いた。

そして戦いの中で敗れ、私の手は彼の祖父から離れ、死なせてしまった。

一代飛ばしとはいえ宿命と責任を感じずにはいられない。私の中の何かが、どうしても繋がりを感じてしまう。



提督「……」

大和「いい子ですね」ナデナデ

提督「……」ギュッ



私がこの子と共に歩もうとする道の先もまた、より良いものでは無いのかもしれない。

不確かで歪かも知れない私だし。

大体より良いかどうか、そんなことは誰も保証してくれやしないんだから。

でも


大和「今度はもう離したりしませんからね」


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