147: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2015/12/24(木) 00:17:27.40 ID:OSdT9dBG0
君嶋「写真でも絵画でも、人の手掛けた作品にはその作者の想いがこもると聞く」
君嶋「だから、この鎮守府の前で屈託のない顔で笑う少女」
君嶋「それが彼らの求めている物のひとつなのだと俺は思う」
日下部「そう……ですかね?」
君嶋「まぁ、俺の勝手な思い込みかも知れないが」
君嶋「どんな思いを抱いていようとも、彼らも軍人で、同じ男だ」
君嶋「俺が思ったように、彼らもきっと彼女たちを……艦娘を守ってやりたいと思っているはずだと信じている」
君嶋「だから俺は、あの2人を仲間に引き入れる」
君嶋「作戦が軌道に乗れば、今よりずっと彼女たちに近づけるんだ」
君嶋「奴らにとっても悪くない条件だろう」
日下部「それで乗ってくるかは分かりませんけど」
日下部「面白味が無いなんて言うと怒られますよ」
日下部「あの2人、自分の写真に妙な自信を持ってますから」
君嶋「注意しておこう」
君嶋「変に怒らせて、耳を貸してくれなくなると困るしな」
君嶋「当然だが、他言は無用だぞ?」
日下部「心配しないでも大丈夫です」
日下部「言いふらしたりしませんって」
君嶋「ああ、信用しておく」
日下部「それより……そろそろいい時間です」
日下部「今日は戻りましょう」
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