18: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2015/12/11(金) 23:18:23.83 ID:IYwbGVxT0
<駆逐艦 舷梯>
『爆風で吹き飛ばされながらも軽い裂傷程度で済みました』
『所々に流血はありましたが、痛いという記憶はありません』
『それよりも、同期の……甲板で物資の投棄を命じられた下山田の方が気になっていました』
君嶋「クソっ……兵長」
君嶋「一体、どうなってるんだよ」
『気が付けば、甲板にいるはずの友人のもとへと歩き出していました』
『敵の砲撃が飛び交う甲板へ出るなんて自殺行為ですが』
『そんなことを考えている余裕などありませんでした』
君嶋(……下山田、お前は)
君嶋(お前は大丈夫だよな)
カン カン カン
『ふらつきながらも舷梯を伝って甲板を目指しました』
『出口から差す光が視界を真っ白にしますが、構わずに外へと出ます』
『しばらく目を細めて、辺りの明るさに目を慣らすと』
『一面に広がる……地獄のような光景が飛び込んできました』
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