381: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/03/06(日) 23:03:19.87 ID:hStRka7x0
五十嵐「それで、宗方兵曹長」
五十嵐「何とかなりそうか?」
宗方「ざっと見ただけの丼ぶり勘定ですが、おそらく……可能でしょう」
宗方「資料にある技術は艦対艦短距離無線誘導弾に、特殊流体装甲、擬装迷彩の3つ」
宗方「それぞれを簡単に説明すると……」
宗方「自動誘導で敵を追尾するミサイルに、液状化することで弾道を逸らす装甲、敵の目を欺くステルス迷彩ってところです」
宗方「こいつらを船に組み込むって話ですが……まぁ、何とかなります」
宗方「ミサイル本体や、流体装甲の被膜材、ステルスの塗料とかいうブラックボックスは向こうが準備してくれるみたいなんで」
宗方「俺達はそいつらが作用するように船体のレイアウトを変える作業で済みそうです」
宗方「もっとも、船体をぶち抜いてミサイルの発射機構を取り付けるなんて無茶もいいとこですが」
宗方「必要な図面が出揃っているので、製作自体には何の問題もありません」
宗方「ただ、絶対的に人員が不足します」
宗方「少なくとも技術部の人間だけではとても作業量に追いつきません」
五十嵐「そうか、それなら……」
野田「自分たちがやります」
宗方「しかし、お前達は」
野田「兵科であっても工場の作業は出来ます」
野田「今までだって、繁忙期には応援に行ってたじゃありませんか?」
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