492: ◆pOKsi7gf8c[saga]
2016/05/02(月) 00:13:54.58 ID:w0GFhXIn0
一言ことわりを入れると、通信もそのままに仙田に駆け寄った
「ライトの光だ!」
「光ったり消えたりして、合図を返してる」
こちらの気配を背中で感じたのか、双眼鏡で見えている光景を話し始める
「合図は分かるか?」
「多分、モールス信号だ」
規則的に明滅する光の意味を捉えた仙田が返事を返す
すぐさま解読するように言いつけて、握ったまま放置していた受話器を取る
「目標を発見した」
「今すぐ小林に取り次いで、野田に合図の照明弾を……」
「イマスグ ニゲロ」
そこまで言いかけたとき、ブツブツと信号の解読をしていた仙田が声を上げた
いきなりの意味の分からない言葉に、そのあとの言葉を失う
「何を言っている?」
大久保が命令を聞き返してくるが、構わず確認を急ぐ
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