623:名無しNIPPER
2016/11/19(土) 10:53:35.33 ID:NqzZnGLY0
「6…5……」
秒読みは刻一刻とゼロに近づく
それにつれて、船員たちの緊張も極限まで高まっているのが分かる
もう、誰も艦橋のことなど気にしている者はいない
この場に居る全ての人間が目の前のある1点を、空に向かって打ち出された鉄の塊を見つめていた
「2…1……」
そうして、遂に最後の数字へと差し掛かり、
「着弾!」
その終了と共に轟音が鳴り響いた
敵へと吸い込まれていった砲弾は爆裂し、爆炎となって消え失せる
爆風は敵を飲み込み、その姿を黒い煙で覆い隠した
どうなったのか分からない敵の姿に皆、息を飲む
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