過去ログ - イヴ・サンタクロース「ダンボールの神様…ですかぁ?」
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7: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:26:36.65 ID:ba3lm/HG0
イヴ「でも、悲惨タさん、ちゃんとプレゼントくれましたよね」

イヴ「このダンボールのお洋服も、ダンボールのお家も、ダンボールのブリッツェンもすごく暖かいですぅ…」

ブリッツェン「ブモッ!?」
以下略



8: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:27:12.87 ID:ba3lm/HG0
長谷川「…まあいいさ。いいか、嬢ちゃん。よく聞くんだ」

長谷川「世の中、一発でヤマを当てようとするヤツは必ず転ぶ。一発で形勢逆転なんざ、そうそう狙えやしねえ」

長谷川「地道にやるのが一番なんだ。しっかり稼いで、二度とこんなところに来なくてもいいようにするんだ」
以下略



9: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:27:40.26 ID:ba3lm/HG0
イヴ「は、はい〜。肝に銘じますねぇ〜」

長谷川「それでいい。さて、それじゃあ明日も早いんだ、する事がないなら寝るに限るってな」

イヴ「…悲惨タさん、お仕事は何をされてるんですかぁ?」
以下略



10: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:28:12.31 ID:ba3lm/HG0
ー翌朝ー

長谷川「早朝。まずは公園のゴミを拾う。 いいか、金になりそうなモンがどこに転がってるかしれねぇ」

長谷川「目を皿にして探せ。さもなくば、今日の夕飯は自分の家か服を食らう事になる」
以下略



11: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:29:01.26 ID:ba3lm/HG0
雪の中、俺達は空き缶や釘、鉄くずなどを拾い集める。

別に、褒められた事をしてるわけじゃねェ。ただ、こうしないと人生が終わる。

ハロワのブラックリストに名前が乗った。もう俺には後がなかった。
以下略



12: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:29:38.78 ID:ba3lm/HG0
イヴ「えーいっ♪」(雪玉を投げる)

長谷川「うわっぷ! ちょっと、顔はやめて顔は、サングラス割れちゃうからね」

イヴ「はーい♪ ふふっ!」
以下略



13: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:30:13.66 ID:ba3lm/HG0
ーーーーーーー


数日後ー

以下略



14: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:30:47.61 ID:ba3lm/HG0
イヴ「しっかりしてください!悲惨タさん!起きて!」ゆさゆさ…

長谷川「…………」

イヴ「眠っちゃ嫌ですよぅ! まだ私、悲惨タさんに何もプレゼント、あげられてないんですから!」
以下略



15: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:31:31.22 ID:ba3lm/HG0
長谷川(…ああ…ついにお迎えが来ちまったか…悪くない、こんな死に方なら、悪く…)

長谷川「最後の最期に…最高のクリスマスプレゼント……もらっちまったなぁ…」

イヴ「悲惨タさん!悲惨タさんってば!」
以下略



16: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:32:22.97 ID:ba3lm/HG0
モバP(ダンボールのおっさんと…新品らしいあったかそうなコートを一枚だけ羽織った女の子がいた)

モバP(女の子はコートの中には何も着ていない……いや、わずかに見える紙のような…ダンボールか?)

モバP(………なんで、ダンボール…?)
以下略



17: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/11(金) 15:33:04.16 ID:ba3lm/HG0
ーーーーーーーー

ーそれから少しして…クリスマスイヴー

多毛さん「えー、それではね。早速なんだけど歌っていただきましょう」
以下略



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