20: ◆tXSQ21DKYs
2015/12/12(土) 01:25:20.91 ID:QvQsG1d2o
「私、穂乃果と違って優しいから教えてあげましょうか? その居心地の悪さの原因」
「……聞きましょう」
真姫が指を組み、椅子の背もたれに身体を預ける。わざとらしく足を組み、高圧的な姿勢を取る。
言い方は悪いが、見下されている。今この時点において、彼女は私よりも上の立場にある。
「お願いしますといってほしかったけれど、まぁいいわ。ズバリ、あなたは穂乃果に引け目を感じているの」
「引け目?」
「ええ。穂乃果、随分と大人っぽくなったでしょう? 雰囲気とか佇まいとか、高校時代よりもずっと、ずーっとね」
それは確かにそうだ。私の知る穂乃果は、化粧に興味を持っていなかった。最低限の知識はあったが、化粧品を自分から揃えたりすることはない。
ファッションにしてもそう。穂乃果自身が強い興味を示したところを見たことがない。それだけに、ことりが張り切ることが多かった。
今はどうだろう。すくなくとも、香水をつけるくらいにはなっている。私の知らないところで、穂乃果は変化している。
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