24: ◆tXSQ21DKYs
2015/12/12(土) 01:28:46.14 ID:QvQsG1d2o
「真姫、ありがとうございます」
頭を下げる。穂乃果とあったことで生まれたしこりが解れ、朝起きた時よりも思考がクリアだ。
やるべきことも決まった。
「ん、まぁ、偉そうなこといったけど、私も似たようなものだったし。それに、あなただったら私が何も言わなくてもなんとかしたでしょうし」
「そうでしょうか」
「そうよ。というか、それくらい出来てもらわなきゃ困るの。この真姫ちゃんの親友なんだから」
そういって真姫が不敵に笑う。先ほどまであった照れがなくなり、何故か誇らしげ。
真姫も随分と大人になった。見違えるほどに強くなった。穂乃果の影響もあるだろうが、何よりも真姫が成長した証だ。
「それで、どうするか決めたの?」
「ええ、少し戻ってみようかと思います。私の知っている場所まで」
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