過去ログ - 【モバマスR18】留美「ハーブティーしかないけど、いいかしら?」
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名無しNIPPER
[sage]
2015/12/12(土) 03:29:04.25 ID:ZFOnWicWo
和久井留美・三船美優・服部瞳子の三人は
セクシーアニマルユニット「三獣士」を組んでアイドル活動をしていた。
彼女たちにはその美貌や結婚適齢期である事の他にも、ある共通点があった。
「いい、美優? 瞳子もこのバレンタインに勝負を賭ける事に決めたらしいわ。
私たちもぼんやりとはしていられない……そうでしょう?」
チョコレートの甘い匂いが胸やけを起こすくらい漂う
346プロダクション提携の喫茶店で、留美は美優に言った。
世間は独り者の事などお構いなしにバレンタイン一色になっている。
そう、この二人(正確には瞳子を入れて三人)は
それぞれのプロデューサーを強く慕っていた。
そしてこの時、彼女たちとプロデューサーとの仲は
遅々として進展しないまま三年目のバレンタインが過ぎようとしていたのだ。
「留美さん……私は別に今のままでも充分……」
「駄目よ美優、そんな調子じゃ今年も寂しい結果になるわ。
今のまま、時折プロデューサー君の脱いだコートを羽織って
クンクンと匂いを嗅ぐだけの毎日でいいの?」
「!? 留美さん、どこでそれを!」
「まあ、美優、落ち着いて聞きなさい」
留美は懐から小さなアンプルを四つ取り出した。中には透明な液体が入っている。
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