過去ログ - 鹿島「提督さん。うふふっ♪」名取「…」
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21:名無しNIPPER[saga]
2015/12/15(火) 01:01:42.96 ID:m3ZXSkrgO
「……はぁ……提督……さん………」

絶頂に達し、しばらくの脱力。
全てがぼんやりと霞がかったその快楽に身を委ねるが、またすぐに身体が疼きだし、刺激を求めてしまう。
名取はその感覚がたまらなく嫌いで、そしてこの上なく抑えがたい渇望だった。
自身の指を提督のものだと思い込むよう努力して、何度も何度も自分自身を慰める。
まだ余韻が抜け切らず敏感な内に、気にもせず身体をいじめだし、その度に愛しい人を呼び絶頂する。

「提督さん……提督さん……提督さん……提督さん……はぁ……はぁ……は……っ……っ!あっ…♡」

「んんん〜〜〜〜っ!!んぅっ♡」

そして、すぐにまた再開。
行為は彼女の姉妹の帰宅時間を見越し、後片付けを考慮した予想時間30分ほど前まで延々と繰り返される。
場合によっては数時間もぶっ続けで行われる名取の執拗な自慰行為は、次第にエスカレートしてきており
本人は気付いていないが、段々歯止めが効かなくなってきている。

それは、本人にとっては本物の提督と交われないための代償行動として行われているはずのこの行為が
反対に自身の内に潜む欲求を増大させているということの証左に他ならなかった。

それが、これからそう遠くない未来、一つの取り返しの付かないほどの事件の要因になるとは、
その時はまだ、誰も考えもしなかっただろう。


ことは、これからほんの1週間後、鎮守府に一人の新しい艦娘が着任したところから始まる。



ところで余談だがこの行為、名取は誰にも気付かれなく行っているつもりであったが
姉妹の中では一度たまたま早く帰宅した阿武隈に見られている(その後速攻で逃げたのでバレていない)し、
由良には臭いと洗濯物でなんとなく察されている。
ついでに隣室の球磨型部屋の連中に至っては興奮して大きくなった声が
壁越しに届いてしまってるので、全員に知れ渡ってもいたりする。

この事を知ってしまったら本人としては自殺ものの恥辱なのだがまあ、
幸いにしてこれが本人に知れ渡ることは未来永劫無かったという。


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