過去ログ - 鹿島「提督さん。うふふっ♪」名取「…」
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6:名無しNIPPER[saga]
2015/12/14(月) 18:53:50.95 ID:6RvOWmsuO
なるほど。
そういえばその日の夕方すれ違った五十鈴さんと由良さんは、
大きな紙袋を抱えてほくほく顔だったのを覚えている。
そういうことだったんですね。と相槌を打つと、木曾さんはどうでも良さそうな顔をしてくれた。

「で、阿武隈に関してはなんかうちの北上と昼に間宮で飯食う約束してたらしくてな。
 本当は姉たちと一緒に出かけたいのに出かけらんなかったって、愚痴愚痴言ってたらしい」

「仲いいんでしたっけ?」

おや?と思って聞いてみた。
あの二人、いつも北上さんが阿武隈さんをいじめてるような印象だったので
まさかお二人が一緒にご飯を食べるような仲だったとは!まさかの特ダネの予感に心が震える。

「さあね。でも、先週の演習で負けた方が勝った方に奢るって約束してたらしいぜ。
 タダ飯ほど美味いもんはないって姉貴言ってたし」
「あらー」

予感があっさり消滅した。
なんだいつものことか…という気持ちとやるせなさで一杯になる。
とりあえず、まあ……強く生きてください阿武隈さん。

「わざわざ向こうが休みの日指定したったってドヤ顔もしてた」
「さすが大井さんの姉妹ですねぇ」
「あいつらと一緒にすんな」
「もうこの話はここまでにしましょう」

「助かる」

居た堪れなくなってきたので話を遮った。


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