過去ログ - 【ごちうさ】きららであんこを愛でまくります【安価】
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1: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/12/15(火) 23:30:22.94 ID:GYsYH5Kq0
虐待の日々に疲れたのでたまには愛ででも書いてみようと思った。

基本短編オムニバスです。


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2: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/12/15(火) 23:31:00.73 ID:GYsYH5Kq0
chapter1　理想


私のペットのあんこはとてもよく出来たうさぎだ。

以下略


3: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/12/15(火) 23:31:26.44 ID:GYsYH5Kq0
そんなあんこも今では来店客を和ませるマスコット……看板うさぎとして立派に働いていた。

お客さんたちにも好評で皆あんこを撫でたり、甘味を食べさせたりと可愛がってくれた。

頭に輝く王冠も相まってその姿はさながらうさぎの王子様のようであり、千夜もそんな彼がとても誇らしかった。

4: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/12/15(火) 23:31:52.56 ID:GYsYH5Kq0
それはある日の散歩中のことであった。

天下の往来で人目もはばからずに交尾をしているうさぎさんたちがいた。

この街では野良うさぎは至る所にいる原因の一つはこれであろう。
以下略


5: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/12/15(火) 23:32:25.39 ID:GYsYH5Kq0
それから更に月日は流れた。

シャロも高校に入ってからはバイトが忙しくなり以前ほどあんこと会えなくなってしまっていた。

千夜は栗羊羹をパクパクととても美味しそうに頬張るあんこを優しく見つめながら「寂しい思いをさせてごめんね」と内心で謝っていた。
以下略


6: ◆AkH/4.EZSk[saga]
2015/12/15(火) 23:32:58.76 ID:GYsYH5Kq0
ただそれでも最近ふと気になる。

ティッピーとじゃれあっているあんこを時折どこか怖く感じるのだ。

まるであんこが道端でよく見かける、一心不乱に腰を振り続ける野良うさぎたちの様に見えてしまうことがあるのだ。
以下略


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