過去ログ - モバP「ほう、ポケモンタワーか」
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31: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:47:39.08 ID:2ZfICL390
ーその頃、ポケモンタワー・最上階ー
ランス「…御覧なさい、この街の変わり果てた姿」
美波「…………」
32: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:48:18.10 ID:2ZfICL390
ランス「これから一日をかけ、街は全て雪に、氷に、白銀の棺の中に沈むでしょう」
ランス「逃れる術は最早ありません…逃げる先から凍りついていくでしょうね」
美波(こんな…何て事を…!!)
33: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:48:51.46 ID:2ZfICL390
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ー数年前・ハナダシティジムー
ゆかり『…本当に、よろしいのですか…? 私は、まだ未熟で…』
34: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:49:34.06 ID:2ZfICL390
美波『未熟なのはお互い様だよ。…それにね?』ぎゅっ…
ゆかり『あ……手を…』
美波『私は、ゆかりちゃんの奏でるフルート、大好きだから…だから、任せてみたいって思ったの』
35: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:50:19.22 ID:2ZfICL390
美波『私は…浮気性だから。…色んなことに手を出して、器用だって言われちゃうけど、ただの器用貧乏だもの』
美波『だからね…一途に頑張るゆかりちゃんを見て、私も何か見つけようって思ったの』
美波『ゆかりちゃんは気づいてないかもしれないけど…あなたは私の、目標だから…』
36: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:50:57.29 ID:2ZfICL390
ゆかり『……ずるいです』
ゆかり『断れるわけないじゃないですか…こんなの…』
美波『……じゃあ…』
37: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:51:37.28 ID:2ZfICL390
ーそれから幾ばくか時は過ぎ…シンオウ地方ー
美波『う……。ここ、は…私……』
アーニャ『アー……目を、覚ましました、ね…?』
38: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:52:17.71 ID:2ZfICL390
美波『そうだわ…乗ってた船が事故で…それで私、海に投げ出されて…』
アーニャ『かなり長い間、水の中、いましたね…? すごくびしょびしょで…大丈夫ですか?』
美波『水は…私、水のチカラを使えるから平気なんだけど…寒さが…』
39: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:52:54.46 ID:2ZfICL390
アーニャ『ココア、熱いですよ…』コトッ…
美波『あ…どうも、ありがとう…』
美波『……あつっ…ふー…ふー…』ずず…
40: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:53:42.86 ID:2ZfICL390
アーニャ『いい調子です、そのまま、撃ち込んで…!』
美波『はあああああっ!!』きぃいいい……ん!!
ラクロスのクロスから放たれた球体エネルギーが、炸裂と同時に冷気を撒き散らした…
41: ◆tPHkm/jYV.[saga]
2015/12/16(水) 12:54:17.70 ID:2ZfICL390
アーニャ『ミナミ、すごいです!完璧です!カッコいいです!!』キラキラ…
美波『…ありがとう、アーニャちゃん…これは、あなたと…もう一人、私の大切なお友達のおかげで出来たチカラよ』
アーニャ『アー…いつも話してくれますね。ユカリのコトを話す時のミナミ、とっても嬉しそうです♪』
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