8: ◆LXjZXGUZxjdx[saga]
2015/12/18(金) 23:06:56.04 ID:FnOvf47d0
穂乃果「どうしたの? 海未ちゃん?」
海未「あっ・・・い、いえ・・・、えーと・・・それ、昨日うまく動作しなかったじゃないですか」
真姫「ふーん。ねえ、それちょっと見せてみて」
穂乃果「いいよ」
海未「昨日も私と穂乃果とことりで使ってみたのですが、明らかに嘘を言っているのに反応しないことがありました」
真姫「なるほどねえ。これは嘘だけを見抜く機械じゃなさそうね」
海未「どういうことですか?」
真姫「ここの端子を手で握って使うんでしょ」
海未「ええ、そうです。よく分かりましたね」
真姫「ここで手の発汗を検知しているみたいね」
穂乃果「???」
真姫「ほら、よく手に汗握るっていう表現するじゃない。緊張したり焦ったり動揺したりすると、人って汗をかくものだから、それを機械が読み取るわけ」
海未「なるほど・・・。それで、必ずしも嘘をついているから反応するというわけではないのですね」
真姫「そういうこと」
穂乃果「そうかあ。だから恥ずかしがり屋の海未ちゃんには何度も反応したんだ」
海未「うっ・・・。そのことには触れないでください・・・・」
穂乃果「ということは・・・・。逆に、ことりちゃんにどんな質問しても反応がなかったのは・・・?」
真姫「へえ、ことりには全然反応しなかったのね。多分それは、何も考えていなかったということでなければ、・・・相当な狸ってことね」
海未「狸ですか・・・なんとなく納得できます。なんだか少し怖くなってきましたね・・・」
穂乃果「ことりちゃんトランプ強いもんねー」
ガチャ
ことり「遅れてごめんなさーい」
海未「!!」ビクッ
穂乃果「すごいなー」ジー
まきりんぱな「・・・」ジー
ことり「え? え? 何? そんなにみんなに見つめられたら、ことり恥ずかしいよお///」テレ
穂乃果「でも、大丈夫だよ真姫ちゃん!」
真姫「え、何が?」
穂乃果「なんと、この嘘発見器はロボット部の人たちに頼んで改造してもらったものなの!」
海未「いつの間に・・・」
真姫「そういえば、授業中にフラックスの焼ける臭いがしてたけど、ロボット部の子がこれいじってたのかしら・・・」
395Res/875.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。