過去ログ - ハルヒ「キョンTUEEEEEEEE!!!!!!!!」キョン「動揺してるな?」
1- 20
358:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/14(木) 02:30:40.26 ID:o71IsF9n0

大広間 扉前


古泉「これです」

キョン「ほう、確かにこんなものはついてなかったな」

古泉「……どう思われますか?」

キョン「安直に考えりゃ脱出するための手段。深読みすれば閉じ込められる罠……ってとこか」

古泉「…………そうですか、では」

古泉「率直に聞きます。これは、あなたが仕組んだものですか?」

キョン「なぜそう思った?」

古泉「この結論に至る根拠はいくらかあるんですが……」

古泉「単純に、今この現状の長門さんをあなたが放置していることに違和感を感じているのです」

キョン「……違和感ね」

古泉「あなたがなんら行動をとらないことが、あなたがこの遭難を仕組んだことの他ならない根拠になっているんですよ」

キョン「……なるほどな。いくら俺でもここまで度のすぎた平和主義者ではねーってことか」

古泉「…………答えは?」

キョン「…………さあな、ただ一つ言えることは……」

キョン「長門の容体は、敵対組織によるものなんかじゃない。お前たちが考えるよりかは安全な状態だ」

古泉「……だから、行動をとらない、と」

キョン「どう捉えるかはお前に任せる。いくら安全な状態とは言え行動をとらない俺を非難するのもお前の自由だ」

古泉「……なにか理由があるんですね」

キョン「……あまり俺が干渉すべきことではないと思ってるからな」

古泉「僕たちだけで十分に対処できる問題だと?」

キョン「ああ、それぐらい俺はお前達を信用してる、ってことさ」

古泉「……期待をかけられているんでしょうか?」

キョン「…………さあな」

キョン「ま、引き続き謎解きを頑張ってくれ。時間ならまだあるほうだ、のんびりでもいいぞ」

古泉「……あなたが長門さんの安全を保障してくれるなら」

キョン「安全が保障できない状態で俺がここまで悠長にしてるのだとしたら?」

古泉「……軽蔑します」

キョン「安心したよ。常人の感性と、まだ俺が軽蔑されずに済むってことの確認ができてよ、じゃまかせたぜ。俺はまた除菌作業だ」ヒラヒラ

古泉「(…………彼の意図が読めない)」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
439Res/261.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice